狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

鳩山ダチョウ倶楽部内閣

2010-03-29 07:54:41 | 県知事選



 

 

鳩山内閣の幹部(鳩山首相、菅副総理、仙石国家選戦略担当相)がダチョウ倶楽部に弟子入りしていたとは・・・。

「聞いてない」って?

それにしても、師匠の決め台詞をそのままパクルのは、いかがなものか。

鳩山、菅、仙石の主要閣僚三人とも、「聞いてないよォ」だってさ。

俺は聞いているぜ!(小沢幹事長)

菅氏「聞いてない」亀井氏「耳が悪いんだよ」 郵政改革法案、閣内の混迷深刻3.28 20:51

 2010.3.28 20:51

 郵政改革法案をめぐる連立政権の混迷が28日、一層鮮明化した。与野党党首級が勢ぞろいした同日のテレビ朝日番組で、ゆうちょ銀行の預入限度額(現行1千万円)の引き上げについて、菅直人副総理・財務相が亀井静香郵政改革・金融相から説明を受けていたかいないかで紛糾。鳩山由紀夫首相が目指す30日の閣僚懇談会での法案決定もおぼつかない状況だ。

菅氏「私は(限度額の)数字を知りませんでした」

亀井氏「全部申し上げました」  

菅氏「聞いてません」

 亀井氏「菅さんとの電話はテープにとっておかないといけない。あんた、耳が悪いんだよ!」

  主役は平成21年度第2次補正予算の歳出規模でも衝突した菅、亀井両氏だった。亀井氏は24日の発表前に菅氏に預入限度額2千万円への引き上げを報告したと主張。民主党の小沢一郎幹事長にも法案骨子を報告したことも明らかにした。

  さらに、首相が「了解しいていない」と発言したことについても「まだ閣議決定していないとの意味だ」と述べ、あくまで決着済みの問題と強調した

          ◇

菅副総理のみならず、肝心の鳩山首相が「聞いていない」と言うし、仙石国家戦略相始め主要閣僚が、「聞いていない」という。

これではキメ台詞が多すぎる・・・と師匠のダチョウ倶楽部からダメだしが出るだろう。

これではコントにもならないと。

結局どちらかがウソつきということになる。

 ⇒亀井・菅両氏、「言った」「言わない」水掛け論 - 読売新聞(3月28日)

しかし、いくら「暴走亀」の亀井氏だといっても、小泉内閣が命を賭して決めた重要案件を首相を初め関係閣僚に何も「言わずに」独断専行したとは考え難い。

 ただ、ここ数日の関係者の発言を分析すると、亀井氏は管轄の原口大臣とは話し合ったが、

他の関係閣僚には電話で「了解」を取った程度で、個々に面談して議論した様子はない。

鳩山首相も「皆がよいというならよいのでは」といった程度の軽い認識で「了承した」のではないか。

菅氏や首相の「聞いていない」の真意を忖度するとこうなるだろう。

「聞くには聞いたが、電話口だし、・・・あの人がОKならいいでしょうといった程度で、詳しい内容までは了承したわけではない」と

これを亀井氏の「確信的犯行」だという話もある。(毎日新聞・与良氏)

その際、亀井氏が「小沢さんの了解済み」の殺し文句をどの辺で使ったが問題だが、

「あの人がОKなら、私もОK」といった奉加帳的軽さで了承したものと推測できる。

 首相周辺の超ノー天気な政策決定の雰囲気をTBS「朝ズバ!」が伝えていたので、<テレビウォッチ>で再現するとこうなる。

首相の超ノーテンキ 郵政改革案「閣議決定してたっけ?」 2010/3/26 12:40

「あなたもうるさいね。どこの社?」「TBSです」「了承されたから発表したんでしょ」「総理は了解していないと……」「もう1度聞いてみろよ」「認識が……」「認識じゃない現実だ」「なんでこんなことに?」「君たちが騒いでるだけだ」「修正は必要ない?」「くだらんこと聞くなぁ」 官邸に駆け込んだ まさに亀井節の炸裂だが、ことはどうやら、鳩山首相のアバウトをいいことに、亀井金融・郵政担当相が独走してしまったものらしい。

おととい(3月24日)発表された郵政改革法案は、郵貯、簡保の限度額アップのほか、グループ内の委託業務での消費税(500億円)の免除などが盛り込まれていたから、大騒ぎになった。

 毎日新聞が伝えた内幕はこうだ。

亀井大臣の発表を見て仙谷国家戦略相が官邸に駆け込み、「亀井案は民業圧迫になる。まだ決まってませんよね」と念押ししたところ首相は「閣議決定してたっけ?」と事務方に確認する始末。事態を全然把握していなかったわけだ。

そこで、記者団に「了解していない。論議が必要」などといったために、上のやりとりになった。

みのもんた「お粗末だね。はっきり言わしてもらえば」 与良正男は、「発表がどういう意味をもつのか、首相は把握していなかった疑いがある。本当にこの内閣大丈夫かという感じだ」 亀井案は、自らもいっているように「小泉・竹中の反対」で、国有化までは戻らないものの、民営化路線の完全修正だ。それはまた、自民党を追い出され、刺客まで立てられた5年前の「小泉・郵政選挙」へのリベンジでもある。

統治能力の問題

与良は「亀井さんは計算づくでやっていると思う。はじめに郵政トップに元大蔵次官をもってきて、押し通したが、その再来をねらったんでしょ。それをわからなかった鳩山さんはホント深刻です」 吉川美代子も「首相の指導力がね」 みのは、「お2人をお呼びして、ナマでやりたいくらいだ」 与良「この問題も普天間も、連立離脱になりかねない問題。

それをわかっていながら放置してきた。言った言わないの話じゃない。統治能力の問題」 みの「みんなの党の支持率があがったりして。国民の気持ちが出ている」 与良は「あれだけ期待されたんだから、もう少し踏ん張ってもらわないと」 これが国民の願いか。しかし、首相がこうまでノーテンキだと、小沢幹事長の首だけではすまないかもしれないな。

                   ◇

前回の出演の時は与良さん、ミョウに歯切れが悪かったが、ここに来て遂に「期待の民主党」にも匙を投げた感がする。

そもそも、国民の生活に大きな影響を及ぼす郵政改革、いや国内どころか海外の金融事情にも影響を与えるとおもわれる重要案件を「亀井氏個人の復讐の舞台」にしていいものか。

 また、小泉元首相への恨みが骨髄にまで染み込んでいる亀井氏を、それを承知で郵政担当相に指名しておきながら、このような事態を予測できなかった鳩山首相の責任は限りなく大きい。

猫に鰹節を喰われたら、喰われる状況にした飼い主が悪いに決まっている。

そんな時、のんきなものだ⇒大丈夫? 鳩山首相「新たなスタート」直後のバカンス

こうなると自民党内閣時代の「内閣不一致」なんて可愛いものであった。

 ⇒ 閣内不一致どころか、もはや“閣分裂”の域に

 

                ◇

【おまけ】

ダチョウ倶楽部といえば、あの人は今・・・。

 「(邦夫)俺は絶対やらないぞ!

(与謝野)お前やらないの?じゃあ俺がやるよ!

(舛添)いやここは俺がやるよ!

(邦夫)・・・じゃあ俺がやるよ。

(与謝野&舛添)どうぞどうぞどうぞ!」

まさか「劇団一人」に弟子入りはないと思うが・・・。

 

【お知らせ】


沖縄県民緊急フォーラム:

「このままでは、沖縄が再び日本でなくなる!」
~普天間基地の県外移設を喜ぶ中国人民解放軍~


日時:4月4日(日) 

開場:11:30~   開演:12:30~

場所:県立武道館 (那覇市奥武山町52番 電話:098-858-2700)

アクセス:沖縄都市モノレール 奥武山公園駅から徒歩で約5分 壺川駅3分

主催:沖縄と共に自立国家日本を再建する草の根ネットワーク
:沖縄の自由を守る会有志

【プログラム】
<フォーラム>
12:30~16:00
◎ビデオメッセージ「沖縄への応援」
埼玉県議会議員、JSN顧問 鈴木正人、石平氏

◎特別講演1
日本ウィグル協会代表 イリハム・マハムティー

◎ミニライブ
英霊来世

◎ 緊急レポート
JSN代表 仲村覚

「尖閣諸島の危機」と「普天間基地移設問題」
※プログラムは変更になる可能性があります。

<平和行進>
16:30~18:00

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