快気分析

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巨大地震や大津波 その90

2015-08-25 12:31:21 | 地震 津波
 以前の記事で、霧島山系の火山性活動が殆ど見られない点を、プレートや地殻の動きが妨げられる引っ掛かり、つまりアスペリティが霧島東方にあるのでは?との推定をしましたが、やはり来ました。
 霧島山よりやや北ですが、先ほどの地震です。

2015年8月26日 7時51分ごろ 日向灘 M5.2 最大震度4 
 震源地 日向灘
 震源位置  緯度 北緯32.1度 経度 東経131.9度   深さ 30km

 ところで最近ですが、地震のトリガーとなる要素はどれも少ないので、先日までやや大き目の地震が起きてませんでした。
 ここ数日の要因とは、月齢(半月より後で満月より数日以上前)、台風で雲や雨が多く宇宙からの太陽風等が遮蔽されて刺激になりにくい、海水温はまだ9月までかなり高い、地殻表面の温度も陸地は下がりつつあるがまだ高い、海底の地殻表面はまだ高い、などです。
 なのでいつも多い東北以外はかなり地震が少ない、あるいは小さい、という傾向でした。
 月齢はそろそろ満月に近付く期間となり、台風15号が通過して晴天になった、とかでそれまで大人しく引っ掛かっていた地殻が引力変化等が刺激となって外れ、地震になりやすい、と言う事になります。
 ただこれは通常よりは相対的に地震は起きやすい、大き目になりやすい、と言うだけでそれが大地震になるかどうかはわかりません。
 それと今回の地震で、霧島山系で火山性活動に変化が見られるか?も注目です。
見られなければ、まだアスペリティがありプレートの潜り込みは十分スムーズではない、か、あるいは熱が上昇するまでのタイムラグ、と言う可能性もあります。
 桜島、阿蘇山もやや遠いですが、僅かにでも影響を受けていれば火山性活動は変化があるかも知れません。
 データは全部を網羅できていないので、100%では有りませんが。