快気分析

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巨大地や大津波 その73

2015-08-11 12:14:21 | 地震 津波
 気温はまだ高くて、熱中症のなる人も多く、救急搬送も多いようです。
 確かに気温についてはまだ高い日が多いのですが、日射は既に5月上旬の水準です。
 海水温は浅海では9月頃が最高の所が多いですから、ピークはもう少し後でしょうか。
 気が付くのが少し遅かったのですが、気温や海水温が地震発生のトリガーになる事は、自分自身が当ブログで何度も述べた「寒天のお皿化変形現象」もしくは「エビ反り現象」に結びつく要因でした。
 気温の低下は空気の比熱が小さいですから、地殻に影響するのは多少時間がかかり、少し遅れて「寒天のお皿化変形現象」が起きやすくなり、それまで地殻の境界やプレートの境界で引っ掛かっていたものが、外れる可能性は今迄よりは高くなるかもしれません。
 ただそれが大地震になるかどうか、というのはわかりません。
 全体としては、西日本より、東日本、北日本の方がより早くこの傾向が現れる事。
 そして海洋、特に深い海域の海底地下での発生よりは、浅海が早くこの傾向になる事。
 海域、水域よりは、内陸の方が先にこの傾向になる事。
 以上からすると、東日本や北日本の内陸が早めに、西日本や海域が遅めにこの傾向になりやすいと思われますが、あくまでそれは要因の一部に過ぎないので確率だけの話です。
 プレートの潜り込む速さや地殻のまとまり境界目での引っ掛かりなど全容が見えないので、上記の例外は無論あります。
 そして大地震になるのか、中規模以下の頻発とかで終わるのかもわかりません。
 それと忘れていけないのは、雨です。
 雨で地表が冷やされると、雨の比熱は空気よりははるかに大きいですから、地殻の地表近くの温度低下が大きくなる傾向があり、雨天後も地震トリガーとなる「寒天のお皿化変形現象」は今までよりは相対的に発生する確率は高いと見られます。