快気分析

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巨大地や大津波 その72

2015-08-10 22:32:35 | 地震 津波
 前回の記事で、衣類や本を密閉容器に入れる際、乾燥剤なども入れて、とかきましたが、特に衣類の場合は防虫剤も必要です。当然わかっている方も多いとは思いますが、念のため。
 化繊の場合はあまり虫がつく事はないのですが、ウールとかだと条件次第ではかなり食われることがあります。
 私は密閉容器で長期保存する前に十分日干しの熱や防虫剤で虫を無くしてから乾燥剤だけで保存してます。
 ただウールなどは基本的に2階に置いて床下では保管してません。
 ところで地震に関してはこんなニュースがありました。
引用開始(一部抜粋)
http://www.news-postseven.com/archives/20150810_341402.html
MEGA地震予測創設以来初 南関東警戒レベルを最大に引き上げ
引用終了

 村井氏のこの予測方法については、結構当たるようで、私も特に否定的な見方はしていません。
 ただ「警戒レベルを上げた時に当たる確率は高い」かも知れないのですが、「警戒レベルを上げていない時に予想外に地震が起きる、と言う観点では当たらない事も結構ある」かと、個人的には見ています。
 何故かと言うと、上下動や水平移動などの変位と言うのは、いくつかの変位要因の合成なわけで、たまたま例えば上への変位要因が大きく、また同時に下への変位要因も大きい場合、どちらも地震の起きる可能性は大きい場合があるのですが、上へとと下へが相殺されて、変位は表面上ゼロに近くなる事もあるからです。
 左右とかの水平移動も同様です。
 今回の村井氏の予測は、変位が出た事で推定したものですから、当たる確率は大きいかも知れません。
 但し地震の大きさについては大きいのか、中程度以下なのかを特定できるかどうかは、自分としてはわかりません。
 実は箱根の火山性地震がほぼ沈静化しましたが、これはマグマの熱が少なくなった事でもあるわけで、浅間山も同様かも知れません。
 それは二つのプレートの境界が相対的にスムーズに動いていたものが、何かで引っ掛かって相対的に動かなくなった、と言う事でもある、と考えてます。つまりアスペリティーが大なり小なり発生して、プレート境界で相対運動と摩擦熱発生が止まった、と見られるからです。
 なのでその引っ掛かりが外れる時に地震は起きる、と推定できるわけです。
 ただその規模はわかりません。
 つい最近まで箱根山も浅間山も火山活動がやや活発でしたので、そうは多くストレスがプレートには溜まっていないのではないか?とも思えるのですが、関東エリアは3枚のプレートが重なり合う3枚構造で、その動きは複雑怪奇です。
 予測はつきません。
 今度この引っ掛かりが外れる時に地震が発生し、その後、またどこかで火山活動がやや活発化するのか?と言う事も或いは考えられますが、今度も箱根山や浅間山なのか?と言うと、それはわかりません。
 多少ズレた場所に移る事も十分に有り得ますし、もしかしたら火山活動は表面上はどこにも発生しないレベルで終わるかも知れません。