快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 関東地方の昨日の地震 その2

2016-02-06 18:29:46 | 地震 津波
 関東地方の昨日の地震と、去年5月25日 埼玉県北部 の地震について調べて更に調べていたら、近いパターンがまだありました。

2016年1月31日 16時42分ごろ 山梨県東部・富士五湖 M2.3 最大震度1

2015年5月18日 11時51分ごろ 神奈川県西部     M2.7 最大震度1

 去年は、埼玉県北部地震から7日前に発生。
 そして今回、昨日の神奈川県東部地震と群馬県南部地震の5日前に発生。

 いずれも同じ富士箱根エリアです。
 更にどれも北米プレートとフィリピン海プレートの境界近辺とその延長上と言うのも同じ。

 この傾向で考えられるのは、現在が去年の5月頃と似ているのではないか?と言う事です。
 そして桜島も去年5月は活発でした。(ただ去年は1月から、特に3月から活発でした。)
 全く同じパターンでは繰り返さないのでしょうが、近いパターンが繰り返すかどうかは今後の状況次第と思われます。


自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 関東地方の昨日の地震

2016-02-06 12:05:18 | 地震 津波
 昨日は関東地方で有感
2016年2月5日 16時02分ごろ 群馬県南部 M4.0 最大震度2  震源の深さ 140km
2016年2月5日 7時41分ごろ 神奈川県東部 M4.6 最大震度4  震源の深さ 30km

 で、ここは調べてみると去年発生した埼玉県北部地震の両サイドでした。

2015年5月25日 14時28分ごろ 埼玉県北部 M5.6 最大震度5弱 震源の深さ 50km

 丁度、ど真ん中と言うわけでは有りませんが、水平位置も深さも中間に近い場所です。
 これをどう解釈するか、ですが、去年に埼玉県北部で突っかえ棒がはずれて、その分、力が両サイドにかかり、今回はそこが外れた、と筆者は考えています。
 マグニチュードは小さくなってますから、この観点でみればこの一連の地震は分散化して、一つあたりの地震は小さくなったのか、とも見えますが、それとも更に周辺で多発して縮小分散化はしない、と見るのかはわかりません。

 そして今日は
2016年2月6日 6時23分ごろ     栃木県南部 M3.9 最大震度2   深さ 110km
がありました。

 去年を見ると

2015年12月15日 18時03分ごろ 埼玉県北部 M3.2 最大震度1   深さ 70km

2015年12月3日 3時49分ごろ 群馬県南部 M1.6 最大震度1   深さ 10km
2015年6月22日 18時12分ごろ 群馬県南部 M2.7 最大震度1   深さ 20km
2015年5月10日 22時39分ごろ 群馬県南部 M3.0 最大震度2   深さ ごく浅い
2015年5月3日 23時30分ごろ 群馬県南部 M4.5 最大震度2   深さ 140km
2015年4月12日 15時25分ごろ 群馬県南部 M4.2 最大震度2   深さ 140km
2015年2月4日 15時00分ごろ 群馬県南部 M3.3 最大震度1   深さ 80km

2015年12月28日 5時53分ごろ   栃木県南部 M3.3 最大震度1   深さ 70km
2015年12月11日 21時33分ごろ 栃木県南部 M3.7 最大震度2   深さ 10km
2015年11月21日 10時30分ごろ 栃木県南部 M2.7 最大震度1   深さ 10km
2015年9月23日 23時44分ごろ 栃木県南部 M3.7 最大震度2   深さ 70km
2015年4月19日 8時02分ごろ 栃木県南部 M3.5 最大震度1   深さ 70km
2015年3月16日 6時24分ごろ 栃木県南部 M3.1 最大震度1   深さ 70km
2015年1月1日 15時56分ごろ 栃木県南部 M3.9 最大震度2   深さ 90km

 栃木県南部の地震は震源地域はまちまちですが、深さ10kmのものは、今日の地震とほぼ同じです。
 これで見ると、去年は栃木県南部地震が発生した後、約1ヶ月で群馬県南部が発生するのを繰り返していました。
 今年はこの順番が逆転して、群馬県南部の方が先に発生した事になります。
 埼玉県北部地震が神奈川県東部と群馬県南部に分散化したと見るのか?それとも 埼玉県北部地震が発生するのか?はわかりませんが、筆者は次のように見ています。
 一つはこれらの地震がどうもコラボしているらしい事、二つ目は、去年とは発生する順番が違っている事から、地殻やプレートのバランスが、似てはいても微妙に去年とは異なっている、と言う事です。