快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  笑えない「台風一過の地震晴れ」

2016-08-22 12:10:12 | 地震 津波
 台風が通った所を後をなぞるかのように地震が発生する傾向がある、と言うのは良く言われる事で、簡単に検索で見る事ができます

引用開始(一部抜粋)

http://matome.naver.jp/odai/2140513587791313901

"異常気象が地震を引き起こすと警告する専門家もいる。琉球大の木村政昭名誉教授(海洋地質学)だ。"
出典「低気圧になると地震が起きる」という漁師の言い伝えは本当か?  〈週刊朝日〉-朝日新聞出版|dot.(ドット)

"「かつて大地震の発生前に、発光現象や特異な雲が出現した例が伝えられています。それに、漁師の間には『低気圧になると地震が起きる』との言い伝えもあります。地面を押しつける気圧の力がグッと弱まって、地震が起きる可能性があるのです。地震発生の臨界状態にある場合には、低気圧が『最後の一押し』になるかもしれません」"

出典「低気圧になると地震が起きる」という漁師の言い伝えは本当か?  〈週刊朝日〉-朝日新聞出版|dot.(ドット)

"地震が低気圧の進路に影響を与えるという説もある。それによると、低気圧が急に進路を変えた場合、元の進行方向には地震の震源があるという。"

出典地震と台風・気圧・気象の関係 - ●探求三昧 by 百瀬直也● - 超常現象研究家・地震前兆研究家が何でも探求するブログ since 2004, N. Momose

"1996年に中国と台湾で数百人が犠牲となった台風9号「ハーブ(Herb)」では、98年にM6.2、99年にM7.6の大地震が相次ぎ発生。さらにさかのぼると、69年の台風17号「フロッシー(Flossie)」でも、3年後の72年にM6.2の地震が起きていた。"

出典大地震は台風の後にやってくる、米大研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

"さらに、2010年1月に死者22万5000人を出したM7.0のハイチ大地震では、地震発生の1年半前、わずか25日間のうちに2つのハリケーンと2つの熱帯暴風雨に教われていたことが分かった。"

出典大地震は台風の後にやってくる、米大研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

"研究チームでは、活断層を上から抑えていた地表の地盤が、豪雨や土砂崩れで押し流され、重みが取り除かれたために地震が誘発されるとの仮説を立てている。ただ、この仮説が当てはまるのは、雨水で大量の土砂が押し流されやすい山地などの斜面に断層帯がある場合に限られる。"

出典大地震は台風の後にやってくる、米大研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

▼上の方のツイートでも紹介している「技術者Boppo」さんも独自の統計を取っている

"Twitterでお馴染みの技術者Boppoさんは、以前から「台風通過後3日以内はM5・震度4以上が7割の確率で発生」すると語っていた。"

出典地震と台風・気圧・気象の関係 - ●探求三昧 by 百瀬直也● - 超常現象研究家・地震前兆研究家が何でも探求するブログ since 2004, N. Momose

"そして、仮説として「台風には発震を抑制する働き」があるのではないかとしてデータを集めた結果、台風通過中の発震は明かに抑制されており、311震災前後でもM4または震度3が3〜6日に1回程度発震しているという。"

出典地震と台風・気圧・気象の関係 - ●探求三昧 by 百瀬直也● - 超常現象研究家・地震前兆研究家が何でも探求するブログ since 2004, N. Momose

引用終了

 確率が100%ではないにしても、そのような傾向に遭遇した事は筆者の少なからず有ったと記憶しています。
 台風の後に地震が多発する要因は、既に指摘されている通り、特に風台風の場合、気圧や潮位などの影響の比率が大きい場合も確かにあるかも知れません。
 しかし台風でも気圧が大して低くもないケースもあるので、筆者は別の事も考えています。
 当ブログで以前に何度も記事で書きましたが、太陽のCME他による太陽風等、宇宙からの影響は地球の大気中に存在する水蒸気や水滴が多い程、遮蔽されてより弱くなる事が多いのは確かなようです。
 台風、特に雨台風の場合はこの台風が来る前はどちらかと言えば長時間曇天、或い雨天であり、台風が通過している最中、その後多少の時間も同様です。
 合計すると大気中の水蒸気や水滴が多い時間がかなり長くなるわけで、その後に「台風一過の秋晴れ」に限らず、その他の季節でも晴天になった場合は、それまでに宇宙からの影響による地震トリガーが小さい時間が長かった分、地殻にストレスが多く貯まっていて、それが台風一過の晴天で、ここぞとばかりにストレス発散される、と言うのは当然の事と筆者は考えています。
 ただこれも宇宙からの影響がその時に大きいのかどうか?にもよるし、台風が来る前にある程度地殻やプレートのストレス発散が既にされていた場合は、上記の傾向は小さくなるとは考えられます。
現在の太陽の状況は、

引用開始(一部抜粋)

http://swc.nict.go.jp/contents/index.php
2016/08/21 15:00 更新
活動領域2578でBクラスの小さな活動が発生しましたが、太陽活動は静穏でした。
引き続き今後1日間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。
太陽風速度は低速な330km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。

引用終了

と言う事で、それ程期になる状況でも有りませんが、他のトリガー要素としては、地殻に貯まりつつあるストレスの大きさとのタイミング、今回の場合はバヌアツ隣接のローヤリティー諸島南東方M7.6の地震発生などプレートのうねりのようなもの、或いは月の位置と大きさ、月齢、プレートの勢いのうねり、その他の多くの要素も関連して来ますので、全容の把握は困難です。