小笠原エリアで北緯30度より南側の状況は前回の記事から変化は有りません。
火山での地震計振幅は普通の範囲に戻ったところが多いようです。
例えば
引用開始(一部抜粋)
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_kiri.html
VIVAトップページ 霧島山観測データ
引用終了
小笠原では西ノ島の火山性活動が表面的には低下しているようです。
引用開始(一部抜粋)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160217/k10010412711000.html
西之島 表面的な活動に低下 警戒範囲縮小
2月17日 19時02分
西之島 表面的な活動に低下 警戒範囲縮小
小笠原諸島の西之島について、専門家などで作る火山噴火予知連絡会は、「去年11月下旬以降、噴火などは確認されておらず、表面的な活動に低下が認められる」などとする検討結果をまとめました。これを受けて、気象庁は、島の中心からおおむね4キロ以内としていた警戒が必要な範囲を、火口からおよそ1.5キロ以内に縮小しました。
「噴火の可能性 捨てきれず」
小笠原諸島の西之島について、火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は「これまでは火口丘での活発な噴火が続いていたので、海底での噴火の危険性もあると考えていたが、活動が静かになっているので、当面は監視が必要なのは山頂付近での爆発的な噴火だと判断した」と述べて、警戒範囲を縮小した理由を説明しました。
また、西之島の総合観測班の班長を務める東京大学地震研究所の中田節也教授は「2年近くにわたって活発な噴火活動を繰り返してきたので、今後も水蒸気噴火や爆発的な噴火が発生する可能性は捨てきれない。これまでの観測では噴火に伴う噴石が火口から1キロ程度まで飛んでいることが確認されていて、安全を見込んで1.5キロと判断した」と述べました。そのうえで、今後の見通しについては、「現在、周辺に設置している海底地震計を回収して解析し、地震計のデータからも噴火が発生していないか確かめたうえで、規制範囲をさらに縮小し、上陸できるような態勢を整えたい」と述べました。
引用終了
もしこのまま溶岩流出が止まれば、去年5月30日の小笠原でのM8.1の地震により、西之島火山の溶岩流出は停止に向かうものと予想した、木村政昭名誉教授の予測は当たった事になります。
http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2015/06/06/1271/
西之島火山の溶岩流出は止まるのか?
昨年、2014年6月19日の記事において、西之島の溶岩流出後の大地震の発生を警告しました。それが、本年5月30日のM8.1の地震にあたると思われます。
この地震により、西之島火山の溶岩流出は停止に向かうものと予想されます。
引用終了
これと北緯30度より南側での深発地震の(一時的な?それとも長期的な?)途絶えがどんな関係あるのか、はまだ今後の様子を見ないとわかりません。
明日は長潮。月齢によるトリガーの点ではそろそろどちらかと言うと要注意期に入って行く(広義には今日あたりからも入るのですが)ので、このエリアの深発地震を観察します。
火山での地震計振幅は普通の範囲に戻ったところが多いようです。
例えば
引用開始(一部抜粋)
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_kiri.html
VIVAトップページ 霧島山観測データ
引用終了
小笠原では西ノ島の火山性活動が表面的には低下しているようです。
引用開始(一部抜粋)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160217/k10010412711000.html
西之島 表面的な活動に低下 警戒範囲縮小
2月17日 19時02分
西之島 表面的な活動に低下 警戒範囲縮小
小笠原諸島の西之島について、専門家などで作る火山噴火予知連絡会は、「去年11月下旬以降、噴火などは確認されておらず、表面的な活動に低下が認められる」などとする検討結果をまとめました。これを受けて、気象庁は、島の中心からおおむね4キロ以内としていた警戒が必要な範囲を、火口からおよそ1.5キロ以内に縮小しました。
「噴火の可能性 捨てきれず」
小笠原諸島の西之島について、火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は「これまでは火口丘での活発な噴火が続いていたので、海底での噴火の危険性もあると考えていたが、活動が静かになっているので、当面は監視が必要なのは山頂付近での爆発的な噴火だと判断した」と述べて、警戒範囲を縮小した理由を説明しました。
また、西之島の総合観測班の班長を務める東京大学地震研究所の中田節也教授は「2年近くにわたって活発な噴火活動を繰り返してきたので、今後も水蒸気噴火や爆発的な噴火が発生する可能性は捨てきれない。これまでの観測では噴火に伴う噴石が火口から1キロ程度まで飛んでいることが確認されていて、安全を見込んで1.5キロと判断した」と述べました。そのうえで、今後の見通しについては、「現在、周辺に設置している海底地震計を回収して解析し、地震計のデータからも噴火が発生していないか確かめたうえで、規制範囲をさらに縮小し、上陸できるような態勢を整えたい」と述べました。
引用終了
もしこのまま溶岩流出が止まれば、去年5月30日の小笠原でのM8.1の地震により、西之島火山の溶岩流出は停止に向かうものと予想した、木村政昭名誉教授の予測は当たった事になります。
http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2015/06/06/1271/
西之島火山の溶岩流出は止まるのか?
昨年、2014年6月19日の記事において、西之島の溶岩流出後の大地震の発生を警告しました。それが、本年5月30日のM8.1の地震にあたると思われます。
この地震により、西之島火山の溶岩流出は停止に向かうものと予想されます。
引用終了
これと北緯30度より南側での深発地震の(一時的な?それとも長期的な?)途絶えがどんな関係あるのか、はまだ今後の様子を見ないとわかりません。
明日は長潮。月齢によるトリガーの点ではそろそろどちらかと言うと要注意期に入って行く(広義には今日あたりからも入るのですが)ので、このエリアの深発地震を観察します。