快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  台風13号 満潮と高潮や高波とのタイミングにも注意

2018-08-08 13:14:09 | 地震 津波
 前回記事を書いた頃の予想コース程東よりでもないようで、かなり関東地方に接近するのは確実で、場合によっては上陸する可能性も有るようです。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/www.news24.jp-articles-2018-08-08-07400864-html.html

台風接近 八丈島は強風域に…自主避難も

台風13号は強い勢力で関東の南を北上している。8日夜遅くから9日朝にかけて関東へ近づいて、上陸するおそれがある。

引用終了

 例えばこれから明日までの銚子漁港の満潮は、

引用開始(一部抜粋)

https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=CS

            時刻  潮位  時刻  潮位
2018/08/08(水)   15:13 125
2018/08/09(木)   0:44 139 15:57 133

引用終了

 高潮、高波が仮に想定される場合は台風の接近或いは上陸と、満潮のタイミングにも注意となります。
 先日は、
 2018年8月8日 0時13分ごろ 三陸沖 M5.3 最大震度3
の地震が有りました。
 0:00時点の衛星画像で確認した所、震源域は晴天だったようですが、地震と関係有るかどうか特定までは出来ていません。
  尚、東北地方以北は8月10日以降も雨天、曇天になるエリアが多いようです。

仕組みとアプローチ -  台風13号 速度が上がったので晴れる時期も早まるようです

2018-08-08 00:31:59 | 地震 津波
 台風13号ですが、当初はノロノロ台風などとも言われていたようですが、その後に速度を速めた為、晴れて来る時期も早まるようです。

引用開始(一部抜粋)

https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2018/08/07/1637.html

強い台風13号は暴風域を伴い関東地方にかなり接近の恐れ。非常に激しい雨が降り、風も強まって、大荒れの天気となるでしょう。関東地方の雨・風のピークは8日(水)の夕方から9日(木)の明け方にかけてとなりそうです。

引用終了

 台風通過後の晴間が果たして「台風一過の地震晴れ」となるかどうかはまだわかりませんが、明日9日夕方あたりからがそれに該当する期間になって来るかと思われます。
 既に月齢は26で若潮。そして8月11日は大きな新月と部分日食(日本では見られません)。
 以前に記事にしたEMSCデータ上でM6.5以上だった地震の世界的な空白期については、既に先月28日に発生したロンボク島エリアの地震 M6.9で終了しました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-08-05 11:46:37.3 8.32 S 116.46 E 33 6.9 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-05-04 22:32:55.9 19.46 N 155.06 W 5 6.9 ISLAND OF HAWAII, HAWAII

引用終了

 このように空白期間は約3ヶ月だったのですが、こうした長めの空白期間が終了すると、その後暫くM6.5以上の地震頻度が増すのかどうかについては注目しています。
 


仕組みとアプローチ -  台風13号 米軍(JTWC)の進路予測が今回はほぼ当たるのか

2018-08-07 13:01:49 | 地震 津波
 台風13号の進路ですが、当初の予想よりやや東に向きを変えているような予想が多くなって来ました。
 最終的にどうなるかはまだ判りませんが、水不足気味の関東地方に適度な雨を降らせながらも、災害や悪影響の無いもので有って欲しいものです。
 今回は米軍(JTWC)の予想に近いものになるかどうか、と言う状況のようです。


仕組みとアプローチ -  ロンボク島(インドネシア)でM6.9の地震 そして過去のリンジャニ山で発生した巨大噴火

2018-08-06 09:00:57 | 地震 津波
 先日の記事で「少なくとも言える事は今日から8月17日頃までについて、個人的には特に注目している、と言う事です。」と書いたらその後すぐに目立つ地震が発生しました。
 北半球ではなかったのですが次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3185021.html

インドネシア・ロンボク島でM6.9の地震 82人死亡、数百人負傷

【AFP=時事】(更新)インドネシアの観光地ロンボク島で5日、マグニチュード6.9の大規模な地震が発生し、国家災害対策庁の報道官は翌6日、82人が死亡、数百人が負傷したと発表した。この地震により家屋が損壊し、観光客や地元住民がパニックに陥った。

 当局は先の発表では、死者37人、負傷者数十人としていた。

引用終了

 インドネシアは大地震が多い国なのに何故犠牲者が多かったのか?と言うと、ロンボク島は大地震があまり無いエリアだからのようです。
 EMSCのデータは2004年の途中からですが、ロンボク島エリアで発生したM5以上の地震は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-08-05 16:49:43.5
6hr 28min ago
8.23 S 116.25 E 26 5.0 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-08-05 12:49:55.5
10hr 27min ago
8.40 S 116.16 E 40 5.4 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-08-05 11:46:37.3
11hr 31min ago
8.32 S 116.46 E 33 6.9 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-07-29 01:50:31.8 8.34 S 116.47 E 10 5.3 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-07-28 23:06:49.2 8.28 S 116.51 E 10 5.4 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-07-28 22:47:37.4 8.34 S 116.48 E 10 6.4 LOMBOK REGION, INDONESIA
2013-06-22 05:42:36.0 8.38 S 116.03 E 15 5.2 LOMBOK REGION, INDONESIA
2012-08-09 11:04:25.0 8.87 S 116.35 E 119 5.3 LOMBOK REGION, INDONESIA
2007-10-04 14:28:37.7 8.27 S 116.86 E 30 5.7 LOMBOK REGION, INDONESIA

引用終了

 このロンボク島ですが、以前に記事にしたリンジャニ山が有ります。
 最近の噴火はと言うと、

引用開始 2件(一部抜粋)


https://toyokeizai.net/articles/-/91127

バリ付近の島にあるリンジャニ山が噴火
2つの空港が閉鎖
ロイター
2015/11/04 12:35


https://earthreview.net/389-tourists-missing-after-rinjani-volcano-eruption/

インドネシアのリンジャニ山が近年最強の噴火:観光客300人以上が消息不明
投稿日:2016年10月1日


引用終了

 2012年と2013年にロンボク島でM5以上の地震が有り、2015年から噴火が始まり、2016年には近年最強の噴火が有ったとの事で、このパターンが再現されるのかどうかはわかりませんが、仮に再現されるとした場合、今回は2度M6以上の地震、4度のM5代の地震が有った事から噴火も大規模になるのかどうか、と言う点が気になります。
 それでこの火山がどのようなものかと言うと、

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%8B%E5%B1%B1

リンジャニ火山の活動におけるカルデラの形成は、13世紀の噴火によるものが初回と考えられ[3]、10km3のマグマに相当する火砕物が噴出し、直径6×8kmのカルデラを形成した[3][4]。

この1257年に起きた噴火は、過去3700年間に起きた噴火では最大規模と推定されている[5]。また、中世ヨーロッパの記録文書には、この噴火の翌年の1258年の夏は異常低温で(夏のない年)、大雨による洪水が頻発したことにより農作物が不作だったという記述がある[5]。

引用終了

 世界の気温を下げたと言う程の噴火が有ったようです。
 更に調べると日本でも翌年やその後に寒冷化が有った記録が残っています。
 この前後期間も気になるので合わせて見ると、次の通りでした。

引用開始(一部抜粋)

http://www.nagai-bunko.com/shuushien/tenpen/ihen02.htm

1247(宝治 1)年
  3月13日 地震あり。(百錬抄16)
  6月 5日 鎌倉と常陸に雪が降る(あるいは翌年か)。(本朝年代記26)
  6月 9日 地震あり。(編年記25)
  6月10日 地震、19日にも地震あり。(百錬抄16)
 10月28日 大地震。(吾妻鏡38)
 11月26日 大地震。(吾妻鏡38)

1250(建長 2)年
  5月    涼気のため、人多く綿を着る。(岡屋関白記 3)
  7月18日 大地震あり。余震数十回。(吾妻鏡40)

1251(建長 3)年
  1月19日 2回地震あり。(百錬抄16)
  6月26日 氷雨が降り、冷気冬の如し。(吾妻鏡41)
  7月18日 鎌倉に雪が降る。26日、翌8月3日にも雪。(本朝年代記)
  9月17日 地震あり。(岡屋関白記 2)
 10月23日 鎌倉で地震あり。(吾妻鏡41)

1252(建長 4)年
  5月 7日 鎌倉で地震あり。(吾妻鏡42)
  7月23日 鎌倉で大地震。(吾妻鏡42)

1253(建長 5)年
  2月25日 午刻地震あり。(吾妻鏡43)
  4月 3日 申刻雷雨、地震あり。(吾妻鏡43)
  6月 3日 大地震あり。10日にも大地震があり、余震2回。(武家年代記下)(吾妻鏡43)
  9月16日 地震あり。17日とも言う。(百錬抄16)

1254(建長 6)年
  2月19日 地震あり。(百錬抄17)
 閏5月11日 地震。19日にも地震あり。(歴代皇紀 4)
 12月12日 地震あり。(歴代皇紀 4)

1255(建長 7)年
 12月12日 地震あり。6年とも言われる。(皇年代略記)

1257(正嘉 1)年
  2月23日 大地震あり。社、舎、堂倒壊。火災により焼死者あり。地割れで涌水あり。(和漢合運指掌図)(本朝年代記 2)
  5月18日 子刻大地震あり。(吾妻鏡47)
  8月23日 戌刻大地震あり。神社仏閣破損多数。山崩れ、家屋倒壊、地割れ涌水あり。
        中下馬橋辺の地面が割れ青い炎が上がる。祈祷を行う。(吾妻鏡47)(本朝地震記)(24日説:如是院年代記)
  9月 4日 地震あり。先月の地震の余震か。(吾妻鏡47)
 11月 8日 鎌倉で大地震。(吾妻鏡47)

1258(正嘉 2)年
  4月22日 地震あり。(吾妻鏡48)
  6月24日 寒気、冬の如し。(吾妻鏡48)(暦仁以来年代記)
 12月16日 地震あり。(吾妻鏡48)

1259(正元 1)年
  3月12日 地震あり。(一代要記88)

1260(文応 1)年
  3月25日 地震あり。(吾妻鏡49)
  8月 5日 地震あり。(吾妻鏡49)

1263(弘長 3)年
  6月16日 冷気秋天の如し。諸人綿衣を纏う。(吾妻鏡51)

引用終了

 1258年と1263年に気温低下が有った事がわかります。後者の方はリンジャニ山の噴火が原因かどうかはわかりません。
 これとは別に上記資料では鎌倉で大地震が多かった事が気になります。
 1258年のは正嘉地震 です。
 相模トラフの地震は1923年の関東大震災で既にストレスが解消されている部分が多いと思われるので全く同じパターンが繰り返すかどうかは疑問ですが、ストレスの解消残りが果たしてどれだけ有るのかは全容が把握できません。
 寒冷化、大地震共に今後はどうなるでしょうか。



 




 



仕組みとアプローチ -  台風13号と今月11日の大きな新月と部分日食、そして地震トリガー

2018-08-05 10:03:14 | 地震 津波
 台風13号ですが、接近か上陸の可能性が有るようです。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-180805X306.html

関東・東海に接近の恐れ=強い台風13号、8〜9日に―気象庁

09:02時事通信

 強い台風13号は5日午前、小笠原諸島の近海を北上した。気象庁によると、8日から9日に関東や東海に接近する恐れがある。10日にかけての進路予想は定まらないが、上陸するか、関東・東北の沿岸か沖合を北上する可能性がある。接近時は大荒れや大しけが予想され、警戒が必要。

引用終了

 仮に接近か上陸が有る場合、10日頃に上陸または再接近と言う可能性もあるようです。
 今回はどうもタイミングがあまり良く有りません。
 先月24日の記事、サブタイトル「来月11日の部分日食を地震と関連させてどう見るか」で書いた通り、年間最大新月に準じる大きな新月と部分日食(日本では見られない)が今月11日に来るからです。
 タイミング次第ではこれとその前後、特に11日以降の日本では「台風一過の地震晴れ」が重なる可能性が出て来ます。
 世界的には大きな地震は減少傾向になり火山噴火へシフトしているようですが、一方では以前から何度も記事にしている通り、フィリピン、グアムを含むここから北、カムチャッカを含まないこのあたりより南の環太平洋西側では2016年4月の熊本地震を最後に既に2年3ヶ月以上もM7以上の地震空白期間がEMSCデータ上では続いています。
 しかも今回の部分日食は北極近くを中心に北半球で多く見られる事から月と太陽の引力がほぼ同方向に作用する影響度がどちらかと言えば北半球の方が大きいと見ています。
 これらの事から地震トリガーとしてはやはりどちらかと言えばですが「要注意」になると思っています。
 ただ地震発生は地殻やプレートの歪(ストレス)がどこまで貯まっているのか、そしてこのストレスが弾けて発散されるまでの限界値までどれだけ余裕が有るのかにもよるので、これが果たして目立つ地震に直結するかどうか、と言うのは特定できません。
 少なくとも言える事は今日から8月17日頃までについて、個人的には特に注目している、と言う事です。