毎日新聞夕刊(東京都内版)2008年3月11日(火)掲載のえ
俳優の小林桂樹さんが、昭和17年に日本が陥落させた沼南島(現在のシンガポール)に行ったとき(19歳)に出会ったものが、バヤリース、バナナ、コーヒーと煙草。そして、ウイスキーはジョニ黒。その中でもコーヒーが安くて、香りがよく本物の味がしたと語ります。
電話の向こうから、藤原章生記者の一声。
「ヒロク二さん、小林桂樹さんでス」途端にポマードの匂いがしたように思う。
藤原さんと桂樹さん、両方共から匂ったように思えた。
「coffeeでス」「わかりました」戦時発揚の向かう敵なしの日本軍。
藤原記者の雄姿をイメージした。
熱い日のcoffee、煙草、ジョニーウォーカー。
今、藤原記者は、ローマ駐在でス。
武内 ヒロク二
俳優の小林桂樹さんが、昭和17年に日本が陥落させた沼南島(現在のシンガポール)に行ったとき(19歳)に出会ったものが、バヤリース、バナナ、コーヒーと煙草。そして、ウイスキーはジョニ黒。その中でもコーヒーが安くて、香りがよく本物の味がしたと語ります。
電話の向こうから、藤原章生記者の一声。
「ヒロク二さん、小林桂樹さんでス」途端にポマードの匂いがしたように思う。
藤原さんと桂樹さん、両方共から匂ったように思えた。
「coffeeでス」「わかりました」戦時発揚の向かう敵なしの日本軍。
藤原記者の雄姿をイメージした。
熱い日のcoffee、煙草、ジョニーウォーカー。
今、藤原記者は、ローマ駐在でス。
武内 ヒロク二