『レット・イット・ビー…ネイキッド』(2005.6.29.)
やっと『レット・イット・ビー…ネイキッド』を聴いた。確かにフィル・スペクターが施したエフェクトが消えると、「アイ・ミー・マイン」や「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」のように、曲自体の良さが再確認できるものもあるのだが、オリジナルを聴き慣れてしまったのと、海賊版や『アンソロジー』でも聴いたことがあったので、いまさら感がある。
ところで、久々にビートルズのCDを続けて聴いていたら、妻と「ザ・フール・オンザ・ヒル」のモデルについての話題になった。確か、地動説を唱えたガリレオ・ガリレイだと、聞いたか読んだかした覚えがあるのだが、実はジョンだ、はたまた曲を作ったポール自身だと聞いたような気もする。ともあれ、ポールが作った数々の名曲の中でも大好きな一曲。『マジカル・ミステリー・ツアー』に収録されているオリジナルはもちろん、セルジオ・メンデスのボサノバ調のカバーもいい。つまり、メロディがいいということだ。