田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『レット・イット・ビー…ネイキッド』

2020-08-21 07:33:04 | ビートルズ

『レット・イット・ビー…ネイキッド』(2005.6.29.)

 やっと『レット・イット・ビー…ネイキッド』を聴いた。確かにフィル・スペクターが施したエフェクトが消えると、「アイ・ミー・マイン」「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」のように、曲自体の良さが再確認できるものもあるのだが、オリジナルを聴き慣れてしまったのと、海賊版や『アンソロジー』でも聴いたことがあったので、いまさら感がある。

 ところで、久々にビートルズのCDを続けて聴いていたら、妻と「ザ・フール・オンザ・ヒル」のモデルについての話題になった。確か、地動説を唱えたガリレオ・ガリレイだと、聞いたか読んだかした覚えがあるのだが、実はジョンだ、はたまた曲を作ったポール自身だと聞いたような気もする。ともあれ、ポールが作った数々の名曲の中でも大好きな一曲。『マジカル・ミステリー・ツアー』に収録されているオリジナルはもちろん、セルジオ・メンデスのボサノバ調のカバーもいい。つまり、メロディがいいということだ。

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『夕陽のガンマン』

2020-08-21 07:17:24 | 映画いろいろ

『夕陽のガンマン』(2006.9.20.NHK BS「セルジオ・レオーネ特集」)(1973.4.8.日曜洋画劇場)



 どこかマンガチックなこの映画は、クリント・イーストウッドよりもリー・バン・クリーフの方がもうけ役。『荒野の用心棒』(64)、本作、そして『続・夕陽のガンマン』(66)の“ドル箱三部作”を見ていないと、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(90)『Xメン』のヒュー・ジャックマンの“イーストウッド遊び”は分からないだろう。

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