おはようございます。
2008年9月のリーマンショックのあと
解雇された元社員がネットオークションに
社訓入りのコーヒーカップを40ドルで出品しました。

注:これはコリラックマのスープマグ。
このニュースを知ったのは当時のスポーツ新聞からです。
とっさにメモした記録では
日本円で約4200円という注がついていました。
※コリラックマのスープマグはポイントシール30枚
(約3000円)
今週の外国為替相場で一ドルがいくらになるのか?
そのコーヒーカップは今なら日本円で
1000円以上安くなっているはず!
円高という現象は私の頭の中で変換すると
【リーマンの社訓入りコーヒーカップが値下がりした】ということになっています。
円高、円安というのは言葉で覚えようとすると
なかなか難しいものなので
具体的な買い物や旅行に置き換えてみると
分かりやすいということです。
そこからブログのテーマにすると
就職活動の不安というのは漠然と抱えていると
なかなか難しいものなので
具体的な活動に置き換えてみると
分かりやすいということですよね。
◆就職価値の変化ということ
ある新聞記事のなかで
金融や商社を30社以上受けて決まらず就職留年を決めた
【一橋大学の4年生女子学生】が紹介されていました。
私には彼女が
【リーマンの40ドルコーヒーカップ】のように見えてしまうのです。
一橋大学の女子学生も、リーマンの元社員も
一般的な能力・スキルや資質は非常に高いと思われます。
ところが個人を超える社会的なタイミングによって
相対的な価値が下がることがあります。
いくら能力・スキルや資質があっても
【それを生かすチャンス・場所を探す】というまた別の能力が必要ですよね。
◆長期的な戦略から
私がもしその女子学生に
もう少し早い時期にアドバイスできたとしたら
・留年は「相対的な価値が下がる」リスクがある。
・仮に人気企業で総合職に採用されても同期の中で社内評価は低くなる。
それであれば就活スケジュールで
「国家公務員のⅠ種採用」も必ず受けておいて
万が一企業採用がアウトにあったら
公務員キャリアとして
「転職ヘッドハントされるような実務能力」
をつけていくほうが良いのではないか。
キャリア官僚から企業に移ると、新卒採用で企業に入るよりも
ポジションが有利な場合があります。
(※優秀な国家公務員であることが前提です)
※あくまで私の個人的な見解です。
実際には本人の希望・状況によってアドバイスは変わります。
※公務員と企業ダブル応募はスケジュールがキツイので
ケースバイケースで綿密な段取りが必要です。
◆時間経過と相場から
リーマンのコーヒーカップは
歴史のタイミングを物語る
「メモリアルグッズとしての付加価値が40ドル」
もうしばらくすると歴史の評価が下されて
時間経過によって価値が上ってくるのかもしれません。
日本円で手に入れるなら今が買いどきなのでしょうか?
就活生の場合
「付加価値は固定相場」
新卒タイミングが一番高いものです。
1年の留年リメイクで付加価値を維持するよりも
まずはそのタイミングで確実に就職する戦略を考えて
社会の変動相場のなかで
「1年分のメモリアルグッズとして付加価値をつけよう」
社会経験を積むことで、将来の転職でめざす企業に
ヘッドハントされる方法もあるのだと知っておくと便利です。
その会社からヘッドハントされるような実力を社会で積むのです。
就活留年は可能な限り避けて
その一年を社会人として付加価値をつけるほうが
長期的には有利であろう、と思います。
「新卒の付加価値は決して同一ではない。留年組は評価損なのだ」
では今週もがんばろう。
2008年9月のリーマンショックのあと
解雇された元社員がネットオークションに
社訓入りのコーヒーカップを40ドルで出品しました。

注:これはコリラックマのスープマグ。
このニュースを知ったのは当時のスポーツ新聞からです。
とっさにメモした記録では
日本円で約4200円という注がついていました。
※コリラックマのスープマグはポイントシール30枚
(約3000円)
今週の外国為替相場で一ドルがいくらになるのか?
そのコーヒーカップは今なら日本円で
1000円以上安くなっているはず!
円高という現象は私の頭の中で変換すると
【リーマンの社訓入りコーヒーカップが値下がりした】ということになっています。
円高、円安というのは言葉で覚えようとすると
なかなか難しいものなので
具体的な買い物や旅行に置き換えてみると
分かりやすいということです。
そこからブログのテーマにすると
就職活動の不安というのは漠然と抱えていると
なかなか難しいものなので
具体的な活動に置き換えてみると
分かりやすいということですよね。
◆就職価値の変化ということ
ある新聞記事のなかで
金融や商社を30社以上受けて決まらず就職留年を決めた
【一橋大学の4年生女子学生】が紹介されていました。
私には彼女が
【リーマンの40ドルコーヒーカップ】のように見えてしまうのです。
一橋大学の女子学生も、リーマンの元社員も
一般的な能力・スキルや資質は非常に高いと思われます。
ところが個人を超える社会的なタイミングによって
相対的な価値が下がることがあります。
いくら能力・スキルや資質があっても
【それを生かすチャンス・場所を探す】というまた別の能力が必要ですよね。
◆長期的な戦略から
私がもしその女子学生に
もう少し早い時期にアドバイスできたとしたら
・留年は「相対的な価値が下がる」リスクがある。
・仮に人気企業で総合職に採用されても同期の中で社内評価は低くなる。
それであれば就活スケジュールで
「国家公務員のⅠ種採用」も必ず受けておいて
万が一企業採用がアウトにあったら
公務員キャリアとして
「転職ヘッドハントされるような実務能力」
をつけていくほうが良いのではないか。
キャリア官僚から企業に移ると、新卒採用で企業に入るよりも
ポジションが有利な場合があります。
(※優秀な国家公務員であることが前提です)
※あくまで私の個人的な見解です。
実際には本人の希望・状況によってアドバイスは変わります。
※公務員と企業ダブル応募はスケジュールがキツイので
ケースバイケースで綿密な段取りが必要です。
◆時間経過と相場から
リーマンのコーヒーカップは
歴史のタイミングを物語る
「メモリアルグッズとしての付加価値が40ドル」
もうしばらくすると歴史の評価が下されて
時間経過によって価値が上ってくるのかもしれません。
日本円で手に入れるなら今が買いどきなのでしょうか?
就活生の場合
「付加価値は固定相場」
新卒タイミングが一番高いものです。
1年の留年リメイクで付加価値を維持するよりも
まずはそのタイミングで確実に就職する戦略を考えて
社会の変動相場のなかで
「1年分のメモリアルグッズとして付加価値をつけよう」
社会経験を積むことで、将来の転職でめざす企業に
ヘッドハントされる方法もあるのだと知っておくと便利です。
その会社からヘッドハントされるような実力を社会で積むのです。
就活留年は可能な限り避けて
その一年を社会人として付加価値をつけるほうが
長期的には有利であろう、と思います。
「新卒の付加価値は決して同一ではない。留年組は評価損なのだ」
では今週もがんばろう。