


10月はハロウィンにちなんで
仕事に関係する「不思議な世界」をとりあげてます。

意味深タイトルの
“狐と狸”
企業の駆け引きということかもね。
いきます。
■就職活動ルール尊重を要請
※※※
文部科学省は7日、大学生らの就職活動の早期化に歯止めをかけるため、2012年度卒業予定の学生の就職活動について、ルールを尊重するよう求める通知を全国の大学、短大などに出した。
※※※
読売新聞2011.10.8記事から
今年3月に改定された経団連の倫理憲章で
早期化する就活に歯止めをかけるため
企業の採用活動の開始を12月1日以降と定めて
「経団連は従来より採用活動を2か月遅くしよう」
「だから他の企業もわれわれに見習って欲しい」
というトレンドがあるのです。
意味深タイトルの
“狐と狸”
優秀な学生を青田買いする企業の抜け駆けは許されない。
↓↓
さあどうかな?
水面下では
いろんな企業による“狐と狸”の行動が始まっていることを
推理してみよう。
■企業の本音を、どこまで見抜けるか?
昨年あたりから、企業説明会のエントリーで
スマートフォンによる予約スタイルが増えてきました。
そして
「いち早くエントリーしたのに、なぜか“いつも締め切り”になっている」
という現象も増えてきました。
狐と狸の企業の世界では時として
Webエントリーの学歴設定で一定基準以下の場合
「いつ応募しても自動的に締め切り」になることがあります。
とにもかくにも
そんなリアルな現実もあるのだということを
どこかでしっかりと覚えておかなきゃ
簡単に“狐や狸”に化かされてしまうんだ。
■“学生ナイーブ”からの卒業を目指そう。
たとえばどんなに優秀な東大生であっても
実際に企業で働く体験が無いまま
“机上の空論”だけで社会人を相手にしたら
誰だってほとんど勝ち目はないのだよね。
tarebonはよく“学生ナイーブ”と呼んでます。
ナイーブさや、傷つきやすい感性は
それ自体は純粋なのでステキなことだ。
ただしその純粋さを
そのまま大人に無防備にさらけ出すことは
実は“子どものリアクション”でもあるんだ。
純粋さはそのままでいいけど
狐や狸の活躍する大人社会で
化かされずに強く生き抜ける
“洗練された大人の知恵と勇気”を
きちんと備えておかなきゃね。

2013年の採用スケジュールはいろいろな波乱がありますです
むやみに狐や狸に化かされず、着実なステップを踏んでいこう。
ではよい就末を。

