


数年前に登場した頃は
就活アイテム(企業説明会の予約専用ツール)として
身近になったスマートフォン。
ハロウィンのカウントダウンにちなんで
iPhoneの“不思議な部品”から就活の話をしてみよう。

■iPhoneのSIM抜きピン
写真はIT関係の仕事をしている友人から貰った
“SIM抜きピン”という小さな専用金具です。
サイズ比較で10円玉の上に載せました。
金具の縁にはものすごく小さなサイズで
“TAIWAN”という刻印がされています。
★正式には
“SIMスロットイジェクトピン”といいますが
ブログ上では“SIM抜きピン”と表記しますね。
iPhoneを購入すると部品として入っていて
本体に大切なSIMカードを挿入するとき
この金具をつかってSIMトレーを本体から引き出します。
※
仮にこの“SIM抜きピン”が無くても
市販のクリップを手で延ばして先端を差し込むことで
SIMは簡単に抜き取れます。
ここではこのようにiPhone専用の
“小さな専用工具”が「部品として立派に存在している」
ということに注目してみよう。
■“SIM抜きピン”に相当するもの
以前の更新記事では
iPhoneの構成部品とその部品を作るBtoBメーカーの話をしました。
無数のメーカーが、それぞれの専門分野の技術を結集して
アップル社にiPhoneの部品を納入しています。
本体の部品もそうですが
“SIM抜きピン”のような単純なメンテナンス部品にも
部品として大切な存在価値があります。
↓↓
iPhoneの本体には
人体のツボのような小さな穴があり
(機種によって異なりますが、上下左右のサイドに一つあります)
その小さな穴を“SIM抜きピン”で突付けば
一番重要なデータカードが引き出せる。
★★大切なものを引き抜くためには単純なカタチ・・★★
“SIM抜きピン”に相当するものを就活でたとえたら
「自分にとっての就職活動の目的はいったい何か?」
という
「自己分析から到達した、確固とした職業観・目的意識」
かもしれないよね。
そして案外、自分の適性や希望という職業選択は
“SIM抜きピン”のように“単純なカタチ”であるほうが
人生でいちばん大切な情報を
キャリア形成の過程で引き抜ける道具になるかもしれません。
※※
就活に限らず、物事にいきづまったら
あまり深く考え込まず、悩まず
“SIM抜きピン” のような
すっきりとした単純なカタチをめざしていこう。
そのほうがピンポイントで大切なものを
一番早く引き出せるかも。
※※tarebon

ではまたね。

