tarebon就活ポインター☆キャリアと人生の問題解決に役立ててね☆

キャリアと人生の問題解決にこのブログをお役立てください!

就活本コピー志望理由■内容を消化しよう■ハロウィン就活テーマだ★

2011-10-15 12:16:21 | 日記
人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
blogram投票ボタン


10月はハロウィンにちなんで
仕事に関係する「不思議な世界」をとりあげてます。



こんにちは。

就職活動の比重でいちばん難しいのが企業へ提出する
ES(エントリーシート)の作成かもしれません。


実際に書くのはまだちょっと先の作業になりますが

「この志望理由はどこかで見たことがある・・」

という「就活本の志望理由コピー」はなるべく避けよう。
意味を消化してから自分の文章で書くものだよね。




就活に限らず大学の授業や社会人の場合にも
あてはまることから、ちょっと紹介していきますね。




■どこかで読んだ話

※※※

戦後教育は「ここに木を植えてよい。しかし特定の木を植えてはならない」
といってきたようなものである。

「木」という木はないので植えたくても植えられない。

木とは具体的に松であり梅であり桜であり杉である。

※※※
西澤潤一編著「新教育基本法6つの提言」小学館文庫2001初版から


この編著本で、ここの箇所の文章を書いた某先生は

ご自分で考えた“たとえ話”のように語られてました。



それで、tarebonも最初は
“なかなか良いたとえ話だな~”

と思って、この部分に赤線を引いて覚えました。




ところがしばらくして

まったく別の本を読んでいたら、なんだか同じ表現がでてきた。




※※※

木というのは確かにあるが、これは概念してであって、実際の、実在としての木は、
松とか梅とかいう風に何かの木を通じて、はじめて木というものがあるである。

※※※
安岡正篤「日本の伝統精神」PH文庫2003年
(原書は1965~1972年刊行「活学」講話から)



んん?



■オリジナルの考えか、表面コピーか



戦前、東京の中学校校長たちが文部省の督学官から

「宗教教育は多いに結構だが、一宗一派に偏ることは慎め」といわれて
悩んでいたときに安岡正篤が校長たちに教えた「たとえ話」です。



文部省の言っていることは「木を育てよ、ただし特定の木を植えるな」
という状況に等しい。



どんな宗教を教えてもかまわないものだ(松や梅のようなもの)
それぞれの教え方によって育った松や梅が立派ならそのことが
同時に立派な木に育つことなのだ。そういう信念を持って教えなさい。

そういう内容でした。




話の時系列で考えて、こちらは戦前の話ですが


前に紹介した学校の先生の文章は
戦後教育について語っているので


どちらが「オリジナルなたとえ話」なのかな?






★★赤線を引きたくなるオリジナルの文章を★★


原典(就活本)を学んで、そこに書かれた模範解答を学ぶのはいいんですよ。



ただし安直な引用をしてしまい、それがまるで「自分がオリジナルで考えた」
ように思われるような書き方っていうのはどこかで原典が見られてしまうかもね。



やっぱり気をつけましょう。



★★★


こんなことを偶然発見したtarebonは


なるべく本に赤線を引くまえに

その話(内容)の原典はどこだろう?
その話は著者のオリジナルかどうか?

ということを考えるようになっています。



~採用担当者がESを読む気分で。




ではよい週末を。


サービス画像「ゆきりんサイン」(オリジナル)




人気ブログランキングへ
blogram投票ボタン