こんにちは。
先週、都内の某大学で3年生向けの就活ガイダンスのお手伝いをしてきました。
が、昨年の同時期に比べて参加者が「半数近く」減ってました。
“就活スタートに2ヶ月の猶予が生まれた”ということで
(過去ブログ参照→経団連の指針による募集活動の12月スタート)
学生の意識が少し間延びしているのかもしれません。
逆に言えば、
今回参加した意識している学生と、そうでない学生との
就活能力差が大きく開くのかもしれません。
■未内定の4年生に執念を
その大学の就職課の人によると、4年生で未内定の学生が
まだ100名ほどいるので対応が急務だそうです。
3年生が就活スタートしていることもあって
4年生の中には早々“就職留年”に気持ちが傾いている学生も
いるようですが、できればまだまだ粘ってほしい。
“就職留年”は可能な限りの最終手段なのだから!
執念という部分で昭和の宰相、田中角栄のエピソードからいこう。
■履歴書が通った理由
※※※
柏崎市に新潟県の土木事務所があり、現場監督を一人募集していた。
資格学歴は「中学卒業以上」。
しかし田中はあえて履歴書を出してみた。
ところが、採用通知が来た。
あとで聞くと、履歴書の字はどうみても「中学卒業以上」
応募者の誰よりもうまかったことにあったことがわかった。
※※※
小林吉弥「高橋是清と田中角栄」智恵の森文庫2002年から
田中角栄の言葉からさらに紹介しよう。
※※※
「学歴は、あったにこしたことはない。しかし、学歴がないからといって、自分を卑下したり萎縮する必要はまったくない」
※※※
(前掲書から)
■ポイントは「自己信頼」と内定確保への「強い意志」
未内定の学生を面接する企業側は
未内定の状態であることで
「卑下したり萎縮したりする学生かどうか?」
という部分を冷静に観察しています。
他の未内定の学生の状況から一歩先に進むためには
「できるだけ自分を信頼し、強い熱意を意志で鍛える」
というモチベーションがどうしても大切になります。
★いろいろと個別のアドバイスもありますが
大前提は、もうこの2つなんだよね★
「自己信頼」と内定確保への「強い意志」
★★がんばっていこう★★
「自己信頼」「強い意志」イメージ
画像「てんつなぎスペシャルVol.6」主婦と生活社2011年ウラ表紙から
ではまた。