god っていうと神と誰もが言うよね。それが、間違いだと言うことを西尾幹二さんの「国民の歴史」と言う本で知った。ザビエルが来たときには西洋の神は日本の神と峻別されていて「デウス」と呼んでいたと。こんなことから拘って見直していかないと日本の神の姿がgodと混同されてしまう。中国で聖書を訳したときgodを神としたらしい。それが明治の日本にきてそのまま使われたということだ。だから,日本の神と同じようなニュアンスを与えてしまった。日本は古代ギリシャと同じ多神教なのだ。古代ギリシャの場合は、ロジックの国だからゼウスが一番上の神であった。日本は,神様が神様に相談に行きその神様も答えを出さず、一緒に考えようとする知的探求の神なんだ。だから一人で,何でもかんでもしやしないよ。何でも一人でするのがエライ錯覚がキリスト教によって与えられているが、一人では,何にも出来ない。god でなくgodsならまだ話はわかるけど。どうしてそんな簡単なこと気づかなかったんだろう。今まで,キリスト教に全面降伏のような錯覚を植え付けられていたけど仏教と神道が融合した日本教の素晴らしさを今改めてこの本で実感した。世の中には、えらい人はいくらでもいるんだね。
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