フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

春爛漫

2009-04-11 08:49:54 | Weblog
春とはいえ、もう真夏日だって。今年も暑い日が長く続くのかな。いつもの公園で、いつもの八重桜が満開となってまさに春爛漫。


桜の花は、しつこころなく散って花吹雪の中を歩くとき始まりの気持になってくる。何か、新しいことに出会う期待に思わず桜の木下で深呼吸をして不来方を見る。家に帰って、犬に水を汲んでやってるといつのまにかえびね蘭が咲いていた。


上ばっかし見ていたから気づかなかった。思わず、「春ですね」とあいさつした。季節は最高。何故か、勉学に勤しみたいと思っています。この向学心、若いときにあれば、人生違っていただろうにとブツブツ言いながらもらった筍の皮をむき殻ばっかり大きくなってと自分のことのように小さな身を大事に取り出してこれは掘ったばっかりだから灰汁抜きはいらないな。さてどうやって旨く食べるかを考えて胡麻油を使って煮てみました。うん、美味い。筍は、春の味ですね。中身は小さくとも人間、人生は、味なのです。と自分に言い聞かせるように筍を食べました。今年は、春だけにしか食べられないものにこだわって食べてやろうとこのときよからぬ思いが頭を駆け巡った。また、駆け巡る忙しい春となりそうです。
コメント
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