1Q84のクライマックスを読んでいたら「稲妻のない落雷が窓の外でひときわ激しく轟いた」という一節があって丁度そこに差しかかった時窓を揺るがすような落雷があった。なんと言う奇妙さ。あやうく線路のポイントが切り替えられそうになった。まさに、パラレルワールドの入り口に立ったみたいだった。200Q年この世界に。そう思うと、急に親近感を覚えて1Q84が面白いと感じている自分を発見した。昔から、不思議な本に導かれて不思議な世界に入っていくというのは定番なんだけど効果に自然現象が使われるとリアルな感覚になる。このときから、青豆や天吾、ふかえりが血の通った人間として僕の頭の中で動き出した。それぞれのモチベーション、それぞれの望み それぞれの愛が交差する瞬間、交差するだろう瞬間に向かってそれぞれの人生が動き出す。そこに」すごい高揚感があって、1Q84と言う時代の意味が捉えられてくる。1Q84は、僕が独立した年だと今フトそう思った。1Q74に僕らは意味があると考えていたけど社会的には1Q84なんだな。何だかリンクしてるような気がする。
goo blog お知らせ
最新記事
カテゴリー
- Weblog(6598)
最新コメント
- fennel/next two decades
- kinntilyann/next two decades
- fennel/ eye scan
- kinntilyann/ eye scan
- tarisihoko_1951(fennel)/The Sound of Music at 60
- 5381naninani/The Sound of Music at 60
- fennel/surrealism and female artists.
- tkgmzt2902(ちゃぐまま)/surrealism and female artists.
- fennel/Matisse’s muse
- tkgmzt2902(ちゃぐまま)/Matisse’s muse
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo
- ゼロからはじめるフランス語
- 仏語独学で検定4級合格を目標に勉強中。
- 初心者フランス語奮闘記
- フランス語学習メモと学習奮闘記