アメリカインディアンの一族オマハ族の儀式の歌に「岩」というのがあってどんな儀式に使われたのかは謎だけど、妙に心地いいから今日はこの詩を眺めていよう。
岩
限りなく遠いむかしから
じっと
あなたは、休んでいる
走る小路のまんなかで
あなたは、休んでいる
鳥の糞を身体いっぱいにかぶって
足元の草をぼうぼうと生やして
頭を鳥の棉毛で飾られて
あなたは、休んでいる
吹く風のまん中で
あなたを待っている
年老いた岩よ
「金関寿夫 訳」
大いなる自然。僕は疲れているのだろうか・・・・。
岩
限りなく遠いむかしから
じっと
あなたは、休んでいる
走る小路のまんなかで
あなたは、休んでいる
鳥の糞を身体いっぱいにかぶって
足元の草をぼうぼうと生やして
頭を鳥の棉毛で飾られて
あなたは、休んでいる
吹く風のまん中で
あなたを待っている
年老いた岩よ
「金関寿夫 訳」
大いなる自然。僕は疲れているのだろうか・・・・。