久しぶりに山に行った。ガスがかかってまさに五里霧中。
ちょっと前の車も霧の中で見失ってしまうくらい。「The foggy day]」を頭に浮かべながら久しぶりの山の感覚を確かめながら歩いた。「僕は、この町には誰も知ったものはいない。たった一人きりの寂しい毎日を送っていた。でもそんな時君とであった。あの霧の深い日に」・・・。
イタドリの花が咲いてる。今日は、お弁当を食べに来ただけだから少し見晴らしのいいところまで登ってと思っていたが見晴らしどころか煙の中にいるみたいだった。
そうだな、クーラーの前にいる気温で霧に包まれているといったらぴったりなのかな。お弁当のメニューはカレー。それもジャガイモと玉葱とビーフだけのシンプルカレー。本当は、厚切りのステーキ肉があったからシチューでも作ろうと思ってたんだが冷蔵庫を見ると人参がない、フォンドボーがない、トマトがない。とないないづくしでカレーのルーとアンデスのジャガイモと普通のジャガイモがあるだけだったから、肉を焼いて一口サイズに切り、玉葱と大蒜を炒めてアンデスのジャガイモをぶつ切りにし一緒に煮込んで軽く味付けし普通のジャガイモをペースト状にして混ぜとろみをつけたところにカレールーを放り込んだ。味見もしないまま弁当箱に入れて持っていったのだが「ウマイ」の一言!
帰りには、眠たくなって車の運転がやばくなったのでちょっと脇道に入ってコンロとテーブルを出してコーヒーを沸かして飲んだ。山の下は霧の発生もなく少し蒸し暑かった。
山で見つけたこの山系独特の花。