フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

脳は、肉食

2009-11-15 01:14:09 | Weblog
突然だけど、中国で食料自給率が日本のように40%位になったと想像しよう。世界はどうなるか。中国は経済発展のおかげで金を持っている。その金で世界中の食料を買うとしたら世界はどうなる。考えるだけで恐ろしい。頭のいい奴は、自分自給率を100%にしようと畑を買って野菜を作らせたりしている。地震より先にこんな世界が来る。背筋が寒くなる。日本人がかつてたどってきた道だけど10億とか12億とかいう規模だと全く押さえがきかない。中国人以外は、確実に飢える世界の出現。ありそうな現実だ。そこで、人間の食について思いをはせた。はじめの類人猿は、菜食だった。でもそれでは脳は発達しなかった。ネアンデルタール人は何故滅んだか。菜食だったからだ。脳は、肉食によって発達した。そして発達した脳は、動物として身体能力が劣る人間に言葉という武器を与えた。はじめに言葉ありき。言葉は神であった、とはこのことか。今でこそ、肉はあまり食わないがもう脳を発達させる必要がないからだろう。維持のための野菜が必要なのはいうまでもないことだ。言葉とは狩の道具だったということはあまり知られてないけど言葉のおかげで獲物がどこにいるか全員が分かることができた。そう考えるとすべては、食さがしから世界は出来ているんだね。
コメント
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