頂上もいいもんだね。天と地との間にいるなんて。とても高い山ならその感がひとしおだろうけど回りは空だけで遠くのピークが霞んで見えてまさに「我あり」と叫んでしまいそうだ。危ないところがない山ならどんなに高くても一歩一歩登っていけば必ずピークに着くというのも山の魅力の一つだから「やれやれ」というのが頂上に着いたときの実感だろう。当然頂上は狭くて2~3人位で満員の面積だけどそこに立てる一人であるということが満足感を与えてくれる。それに加えて360度のパノラマ。この景色、来た人しかわからない。いくら写真で説明しようとも共有できないんだ。そう思いながら頂上の絵を描いた。
空の青さ、白い寒気。遠くの峰。霧氷。描いていたらまた山に行きたくなって山岳地図を眺めていた。
空の青さ、白い寒気。遠くの峰。霧氷。描いていたらまた山に行きたくなって山岳地図を眺めていた。