フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

急峻 雨が森

2013-11-02 08:59:16 | Weblog
おかげで見えた「足山の滝」たる山の滝と読む。こんな立派な滝があることすら知らなかった。日本の滝100選に入ってるとのことだがはじめて知ってはじめて見た。

ここの滝までが標高600m位だったっかな。ここまでも道がこの傾斜が急だったからこの山は用心しなくてはと思った。手強いぞとも。なぜなら前に遭難しかかった滝山に非常に似てたから。高知のB級の山は急峻な山が多い。道がヘンに整備されてないから回り道などなく山の傾斜そのままに直線的に登っていく。川があれば川を登り岩があれば岩を登りそれでも地元の人が山の社の世話で登るため最低限のロープだとか赤いテープの目印だとかを置いていってくれているから僕らのような遊山者も登ることができるのだ。この雨が森もボツボツ知られてきた山だから登山コースも三つある。初心者、中級、上級と。「初心者コースならハイキング気分で登れるから」とのバジルの言葉を信じてここ岩柄に来たけど「これが初心者コース?」と登りはじめてすぐに思った。凄い傾斜の道が一直線に暗い森に続いている。途中で道が崩落。標高1000mくらいかな。バジルがここで危ないからと言ってリタイア。崩落したところを渡ってあと400mを単独行。この400mに2時間を費やす。それぐらいきつかった。道なき道を行くといった感じかな。

苦労して登った頂上は見晴らしがよく360度のパノラマ。

これだから山はやめられない。あとで調べたらこの岩柄コースが上級者コースで宝来相のコースがハイキング気分でいける初心者コースだった。ハイキング気分で軽量化なんか考えずに重い荷物を背負って上級者コースを登ったから余計にしんどかったのかもしれないおろしたてのkeenの靴はズタズタ。相変わらずのお笑い登山でした。kazu-kazuこの山の紅葉は

こんな具合です。もうすぐ錦となるでしょう。11月も半ばになるとどの渓谷でも紅葉が楽しめますよ。
コメント
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