フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

同級生

2015-05-24 07:48:58 | Weblog
室戸岬のまだ向こう。徳島県との県境に近い町で同級生のキリスト君と再会。サナエちゃんと3人で「ハイポーズ」。

中学、高校と同じだった3人だ。「真ん中は早く死ぬ」と文句の多いサナエちゃんを動かないように後ろで押さえつけての撮影。死ぬどころかキリスト君をはじき出しての堂々の主役でした。それにしてもキリスト君、ゴルゴダで晒されたのがいけなかったのかどう見ても体の幅や厚みがオレの半分。まぁ、オレがデブだって言うことかも知れないが。と学生時代にかえってワイワイガヤガヤ。ホント、同級生ってカッコつかないね。ここでキリスト君に会った時「サナエちゃんか、昔きれいやったろう」が挨拶だった。「過去形でいうが?」とサナエちゃん。しばし、オレとキリスト君は学生時代のサナエちゃんを思い出して過去形で納得。「過去形で言われた。ショック」といい上げてくるサナエちゃんに慰めの言葉がなかった。「お前、スタイルが変わらんね」とオレ。「街で出会っても分からんね」とオレを見たキリスト君の感想。学生時代は痩せてたからそうだろうなと納得。一人変わらないキリスト君と変わってしまった二人が仲良く並んで写真を撮ってもらうなんてまさしく天の配剤だね。まさかここでこんな展開になるなんてサナエちゃんもオレも思ってなかったからね。メシ食った量はオレが一番多く、酒飲んだ量はサナエちゃんが一番多く、流離った時間はキリスト君が一番多いんだ。なんだかキリスト君に親近感を覚えた1日でした。本当は、サナエちゃんはキリスト君と学生時代に話したことはなくオレもサナエちゃんとキリスト君にはほとんど口をきいた事なかったと思う。お互い知ってたけどさ。今では、サナエちゃんとは仲良しでキリスト君も受け入れて昔っからの友達みたいだから同級生って不思議だよね。このまま時間が止まればいいのにな。これもメモリーになるんだね。
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