フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

SFTS

2014-05-21 06:45:38 | Weblog
昨日風呂に入ったら右足の太腿の裏側に遺物がある。痛くも痒くもない。こんなところに老人性イボができたのかと引っ張ってみる。イボをちぎると出血するので出血しない程度に引っ張ってイボかどうか確認する。イボほど固くない。「ダニか」と思う。ちょうど太腿の裏側だから太った腹が邪魔して見えない。少し強く引っ張ってみる。噛み付いている感触はあるが外れない。思いっきり強く引っ張ると口が残ると言うから落ち着いてジワジワと力を強めてはずす。とれた。「マダニだ」どこでついたのか。畑か山か。ちょうどシェルパ君からメールが来たので聞いてみる。付いてないとのこと。畑か。山にはスパッツを穿いていくから直接肌を出すことないからな。とどこでかと思い浮かべる。畑に穿いていったクロップパンツを昨日穿いたんだ。そこに潜んでいたのかな。それなら納得。フランボワーズを取ろうとして草むらに足をつっこんだ。「それだ」と。STFS県内で四例目とニュースで言ってたけど今のところ発生してない。潜伏期間が6日くらいあるというからまだ分からないけど。昔はこんな心配しなくても良かったのに。中国から来たウィルスというじゃないか。まったく。連れて帰ってくれよ。鹿が増えすぎて山の木は食われて丸坊主になったんだからこの惨状を見るに付け中国人が増えて世界の食料を食い尽くし食糧難の引き金を引くのは時間の問題かとオーバーラップする。数のバランスは大事だということを山の上で改めて知らされた。人が生きていくためにと言う意味だけど。鹿は食料を食い尽くしたら死んでいくだけだろうが人にはそんな覚悟はないからな。僕もあと一週間くらい大人しくしてウイルスに感染してないかどうか見極めないと。何度も言うけど「マダニ」なんて手のひらに這わして遊んでたくらいの虫だったのに。ややこしいことになったもんだ。
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熊の爪跡

2014-05-20 07:47:23 | Weblog
白髪山に登ると石立山の雄姿が見え

雄大な三嶺がすぐ傍に感じられる

遠くには剣山も望めて

眺望は絶景なのだが山頂付近は白骨林の山と思いきやこれは鹿の食害による結果で必死の防護柵作戦でやっとここまで回復してきたとのこと。実際現場にこないと分からないとはこのことだ。とこの惨状を見てフクシマの原発事故現状を思った。漫画に描かれたことは事実に基づいて取材したんだろう。発言できない弱者の声に耳を傾けたんだろう。福井県の知事が事実の根拠を示せといったらしいがお前も安全の事実の科学的根拠を御用学者以外で客観的に示してみろよ。安全神話の延長でなく。知事って値打ちがないもんだな。現場に行って自分の足で調べて感じてみろよ。
神奈川から来たソロの老女とか東京から来た登山者とかこの山は人気がある。そういえば東京から来た人が「矢筈で熊に出会った。」と言ってた。俺たちが鈴もカウベルも持ってないのに驚いて「高知の人は熊よけの鈴ももってないの」とあきれてた。さすが東京の人は用意周到でアウトドアするんだね。「わたしがヤカマシイから大丈夫」とみっちゃんが言って笑っていたけどどこかで熊に襲われても絆創膏貼ったら治るからくらいにしか思ってないところがあって根拠のない安心感に田舎モンは包まれているんだ。これ反省。今度から鈴持っていよう。こうやって現場にいると何でもかんでも安全と思い込んでしまうんだ。それがマジョリティになればマイノリティは声が上げれなくなって新しい被害が起きない限り真実の声を押さえ込んでしまうんだ。どこかで誰かが警告を発している。このことを見逃してはいけない。

登りでは見逃してたけど下りの時に見つけた。いるんだなここでも熊が。
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白髪分岐へ

2014-05-19 06:14:06 | Weblog
今日は朝早く起き出して三嶺に向かう予定だったけどユミちゃんが初参加ということで白髪分岐までにしようということになった。いまから出かけます。雨が降らなくてよかったです。それでは行ってきます。
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ヴィレッジ 2

2014-05-18 07:51:49 | Weblog
ヴィレッジ行って来ました。ここに来る人は制服のようにフォークロアな格好をみんなしている。アーミッシュでもあるまいに。これがまた楽しい。朝早くから大勢繰り出してお目当てのものを見つけ出す。

古い椅子やら木製品やら。一番人が並んでいたのはかき氷やさん。その次はパン屋さん。白人のオッサンが豆腐作りを実演している傍らで日本人がスウィーツなんて売っている。川辺ではミニコンサート。オーガニックの野菜サラダのはいったお弁当を買ってぶらぶら。意外と線画の店がはやっていた。素描30分3000円だって。腕におぼえありか。絵が売れるのを見るのは楽しいね。あとは活字屋さんも若い人に人気だった。野菜は安いしオーロラシューズみたいに靴をその場で作ってくれる店も賑わっていた。デザインは素朴だけど履きやすいというか歩きやすそうな靴だった。値段が出てないからいくらなのか気になったけど安かったら頼むのに。かばん屋さん帽子屋さん珈琲やさん木工やさん。みんなみんなGood Job.
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ヴィレッジ

2014-05-17 08:34:35 | Weblog
「スカボロのおまつり」じゃないけど手作りと有機と自然が大好きな仲間達が集まってのイベント「ヴィレッジ」の2回目が今日鏡川河畔で開かれます。去年より規模が大きいのか小さいのか分からないけど今年は家から近くなった分いきやすい。僕のお目当ては「パン屋さん」なんだけどね。手作りのおいしいパンが並ぶんだよ。ここでしか売ってないパンもあってね。量があんまりないからすぐ売切れてしまうのがナンだけど。それでは行って来ます。
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集団的自衛権行使の容認

2014-05-16 08:18:05 | Weblog
安倍ちゃん誰のシナリオ読んでんだろう。宗教教義の解釈じゃあるまいし憲法をかえずに解釈をかえてなんて原理原則にそもそもはずれている。「内を豊かにして外に備えよ」というのが昔からのセオリーだから平和ボケ憲法で日本はいいんじゃないの。日本は日本のやり方で外の脅威に対していけばいいわけで中国や韓国と同じ土俵に立たないといけない理由がわからない。両方とも国内に問題をかかえてもはや成り立たなくなってる国なのに彼らが手が出せない外交というものもあるだろう。この国も彼らと同じ国に変えようとしてるのかな。苦肉の果てに限定容認だなんて最初にハードルを高くして拒否されたら今度は低いハードルで相手の許容を促して自分の要求を通してしまうなんて営業のイロハでしょう。こんな見え透いた手で国民は騙せるのかな?オレオレ詐欺のテクニックだぜこれって。「戦争できる国」になったら自衛隊にはいるヤツ、少なくなるだろうな。もっとほかに防衛の知恵はあるだろうに。平和憲法にノーベル賞を!これはいいアイデアだと思うよ
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野性

2014-05-15 07:23:00 | Weblog
知らなかったけど昨日農協改革案がでて農協ってすごい低税率で守られた集団だってね。それをいいことに金を農家以外からも集めてきてヘッジファンド化してウォール街でやりたい放題してるってね。こりゃTPP でやられるはずだ。農家の役に立つよりマネーゲームのほうが本題の傾向がでてるんだって。国に税金もまともに払ってないのは大企業と同じなんだって。そのしわ寄せが消費税というから笑ってしまうね。今度の改革でも低税率はそのままで下部組織だけ株式会社化してまともな税率を適用しようというもの。本末転倒じゃないかな。これじゃ日本の農家は守れない。どの組織にも「外国から守ってやるからまともな税金を払え」というのが国じゃないかなと思うけど。大きなツラしてる企業も団体も国民の税金でのすけがなかったら自分では運営できないという構図がみえてくるとたいしたことねぇなといままでの価値基準が崩れていく。いいことだと思う。これぞ野性への回帰だね。権威という実力のない価値への錯覚からおさらば。
「野性とは。空を見上げて大声で叫ぶ。世界のすべてがそこにある瞬間。野性とは。手なづけられない、縛られない、まとまらない。野性とは。大きかったり、小さかったり、でもいつだって開いている。開いた口、開いた季節、開いた扉、開いた心。」
クリスティーンバイルのこの言葉が気持ちよく胸を駆け抜ける。日本の農家は官僚や政治家や学者が考えるほど弱くない。仕組みを考えるヤツラが票と金でアタマが曇ってるだけのことだ。
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heiちゃんはmaidがお好き

2014-05-14 09:21:49 | Weblog
人材派遣の顧問かなにかやってる竹中の平ちゃんこのところしゃかりきになって「海外からの労働者受け入れ」をやろうとしている。「女性が働ける社会作りのためにメイドさんが必要」とか何とか言って。これって日本の労働市場をグローバル化によって中国人並みの賃金にしようって目論見なんだって。極論で言えばね。メイドもサーヴァントも奴隷文化のあった国の産物だから世界でも珍しい奴隷文化を持たない国には根付かないと思うよ。平ちゃん懲りない男だね。キミの経済政策で儲かったのはキミだけで日本は崩壊までいったんだからね。それなのに今度は「メイド」で日本を「冥土」に送るつもりなのだろうか。小泉を騙し安倍ちゃんに取り入り二人で鳩ちゃんと同じくらい日本を危険にさらそうとするのか。外国人労働者って8割が中国人っていうから笑わせるじゃないか。あとの1.5割りは韓国でそいつらが日本人がしてた仕事の真似事をして労働の質を落とし労働価値を下げていくんだ。そして日本人は自分では何も出来なくなる。やがて日本民族の滅亡がはじまる。こんなシナリオが中韓のスパイ政治家が動かしてる。その大元の組織が白人社会にあるのかもしれないけどいまのところというかいままでというかこれからもアジアで白人と戦えるのは日本だけだ。アジアで唯一植民地にならなかった真の独立国日本だけだ。その力をそいで中韓の下に置きたい勢力が日本の中枢にある。その勢力との戦いがいまの現状だろう。小子化とか高高齢化とか借金大国とかの経済不安を煽るやり方で日本の根底を揺るがそうとしている。経済不安を無くしたいのなら公務員の給料半額。議員定数半数削減。天下り禁止。各種団体の解散などやらなければならないことがあるだろう。それなのに「メイド」さんだなんてお前こそ「めいど」に行けだな。
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斧・熊・ロッキー山脈って凄い話

2014-05-13 08:15:51 | Weblog
スパムハムがなぜあんだけ塩辛いのかと前々から思っていたけどあれはミリメシの一つだから塩辛いのは当然だということをクリスティーンバイルの「斧・熊・ロッキー山脈」という本で知った。国立公園の整備士としてトレイルドッグの肉体労働をとおして自然と人間との関わり方を問い続けた女性詩人の15年間の記録だ。正確に言えば「連邦国立公園局登山道整備隊」隊長を務めた人だ。交通手段はラバと徒歩。橋もないので川は下着で徒歩
チェーンソーと斧を担いで野生動物の王国である国立公園内の大森林に分け入りハイカーのための登山道を人力だけでつくり続けるというのがトレイルドッグの仕事でありモッとも厳しいとされる肉体労働なんだ。そこで働きながら見たもの聞いたものを感じたことを詩人のフィルターを通して僕らに伝えてくれている。僕らはお客さんとして山道をあるくだけだけど崖に鎖がかかっていたりくずれたところに橋が架けられたりしてたらありがたいと思ったことがなんどもあるから誠に感謝感謝でこの本を読んだ。人と自然との関わりを考えるにはとてもいい本だと思いました。それに道具のことやブーツのことも教えてくれてるしね。タフで可愛いというのかな。モンタナカウガールの恋歌「たてて、いれて、だして、髪を乱しちゃイヤよ」と歌い方も教えてくれている。底抜けに明るいのが野性なのかな。
「なんと清々しいことだろう。すべての荷を解かれた荷馬の嘶きは」
本にあるこの言葉。ラバの楽しい声が聞こえてきそうだね。
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追いしんぼ老いしんぼ

2014-05-12 08:17:49 | Weblog
「美味しんぼ」という漫画にフクシマの原発事故付近を訪れたら意味もなく鼻血がでたという描写があってそれが「風評被害」を助長するというので原発推進の双葉町の町長がクレームを付けた。また圧殺かと軽く思ってたけどこれがたかが漫画の話だけにとどまらず全国的キャンペーンに近くなった来たので盗電をはじめとする原発村の復興がいよいよ本格的になってきたと感じた。今日もラジオで「じょうねんつかさ」という何をしてる人か詳しくは知らないけど彼が「あの表現は差別ですね。あれは確か沢田研二が昔やった映画の表現ですね。70年代の表現ですよ」と暗に「美味しんぼ」の作者が無知で古いといっていた。自分がなったこともないのにさも放射能汚染はこうだと言わんばかりの態度に金がまわったなと感じた。マスコミは原子力村の傘下だから言わされてもしかたがないぶぶんもあるだろうけど鼻血に昔も今も、新しい表現も古い表現もないわけで「はだしのげん」
野中でもピカドンにやられて現場をうろつく兵隊や市民が意味もなく鼻血をだしたり下血したりの場面があった。これはゲンが見た現実だったから誇張もなく描いたんだ。これと同じことじゃないか。取材して描いた。この現実を見つめることから対策を立てなければならないのに変に被害を矮小化して「風評被害だ差別だ」というのおかしいよね。「風評被害も差別も」すべて公的機関というか公務員が作ってきた産物だから風評被害も差別もその元を断てばなくなると思う。たかがマンガに目くじらを立てて検閲もどきのことまでやるなんてこの国はいつから全体主義になったのだろう。表現の自由はまもらなければならない。受け取り方の自由も保障されなければならない。原発事故や原発被害を封じ込めるなんて原爆からも原発事故からも何にも学ばず被害者を踏みつけても金儲けしたい者を税金で養うのがこの国のあり方なのだろうか。「美味しんぼ」はマスコミから追われ行政から老いたる発想とされおわれ終われの「老いしんぼ」となるのだろうか。
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