フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

silence

2021-03-11 09:15:29 | Weblog
Meghan and Harryが巷をにぎわかせているようだね.。彼等は王室を離れたんじゃなかったっけ。メーガンたちはアメリカに住んでるんだよね。そこで元の職場で受けたいじめを暴露したんだっけ。人種差別に絡めて。イギリス王室はビックらこいただろうな。彼等は血統で王室を形成してるわけじゃないから単に君主制の保存のような歴史的文化的産物だからその歴史を否定されたとなれば存続の危機に瀕するわけで対応を苦慮してるとか。まぁ、メーガンがやってることは歴史の否定みたいなもんでBLMに近いやり方だからアメリカでは賛同されるかもしれないがロイヤルの歴史から見てどうなのだろう。それにしてもエリザベス女王の目の輝き「人を射る鋭さ」というか確固たる覚悟が漲ってるね。高齢にもかかわらずだ。彼女ならメーガンを斬って捨てるだろうなと思った。女王は多く語らず「沈黙こそ金」と伝統と王室文化を守っていくでしょう。あとに続く人材がいないのがツラいところだね。日本人は「郷に入れば郷に従え」だからあんまりこのことはピンとこないけど歴史と王室文化を否定したってことは分かった。じゃぁ「何を生み出すの?」

アメリカが再編成されてるみたいだ
西部の時代
東部の時代
南部の時代
北部の時代
次は
どこがアメリカの中心に
なるのだろう
一つには
フロリダが人気らしいね
テキサスも人気らしい
アメリカ人には
フロンティアがよく似合うから
また大移動が始まるのかな
どこへ行っても
人種の坩堝と混雑は
変わらないけど
そのとき古き良きアメリカの自由を
持っているのかな

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vegan

2021-03-10 08:55:23 | Weblog
中国なんか極端だから二酸化炭素排出削減のために肉の消費量を50%削減するってね。この因果関係がよく分からないんだけど牛とか豚のゲップが地球温暖化のco2発生原因だとしているのかな。それにともない中間層がveganというかfake meatというか豆腐ベースのモノに食生活が変わってるらしい。それでもまだ世界の肉の消費量の28%は中国が占めてるんだけどね。中国のベジタリアンねぇ。中国人と言えばヘビでもネズミでも蝙蝠でも犬でも猫でも何でも食べるってイメージだったんだけど菜食に変化してきてるんだって。ひょっとして肉は止めて魚にチェンジしてるんじゃないだろうね。魚も獲り尽くすからなぁ。でもいまのところ菜食に向ってるらしい。食が変われば思考も変わるから今後は中国にも調和の思想が生まれるかな。力こそ正義の国だから無理だろうな。上層部は肉食ってるからなぁ。

前にも載せたっけ
馬酔木の花
いま真っ盛り
ウマが食うと
本当に酔うんだってね
見たことないけど
馬にとっては
アレルギー源なのかな
自然って面白いね
体にいいものがあって
良くないものもあって
それぞれが何かの
誰かの
役に立ってるなんて
人の世も
そうありたいものだね
どこかで自分が
何かの誰かの
役に立ってるって
思わせてくれる世の中
そうありたいものだね

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reclaiming

2021-03-09 08:32:30 | Weblog
中学の時の同級生がコロナで死んだ。知ってる奴がコロナで亡くなったのは初めて。なんでも中等症で入院して2~3日で重症。ECMOを装着してたというが本人もわけが分からないうちに死んだとか。コロナに弱いお年頃のオレ達は他人事ではないなとあらためてコロナの恐ろしさを知る。既往症があったとかの詳しいことは分からないがテンでノー天気な同級生たちも肝を冷やしただろう。と思ってたらそうじゃないのが多かったりして。「バカは死ななきゃ治らない」とはこのことかと納得してしまう。まぁ落ち込むよりはましかと気を取り直すがお互い気をつけようというところで手打ちとなった。こんな病気で死んでしまうなんて本人も思ってなかっただろうな。それがコロナなんだよな。重篤化すると回復が難しいらしい。やっかいな病気だね。

何かを
取り戻すかのように
街の景色を描いた
水をたっぷりと使って
なるべく薄く広く遠く
あの時のあの街
覚えているかなぁ
なんて
言いながら
まだお前がいると思いながら
色をつけていく
不思議だね
ただ同級生だったというだけで
お前を
この絵のピースに
組み込んでいる
同級生ってそんなものかな
いや
自分たちが生きてきた時間を
共有した時代を
取り戻したいだけなのかもしれない
あの輝かしい
剥がれていく時間を
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hugging

2021-03-08 09:20:14 | Weblog
日本は触れる文化じゃないからいまいちピンとこないんだけど西洋ではコロナでハグできないことがイライラの原因だって。そう言えば握手に始まりハグしてキスしての挨拶だもんな。動物の挨拶に近いんだ。ライオンなんかもやたらと鼻をこすり合わせてゴロにゃんしてるもんね。その習慣を禁じられたらと思うと同情するね。日本人なら「俺の目を見ろ何にも言うな」と距離のあるコミュニケーションだけど彼らは皮膚感覚で何というかtouchすることによってお互いを感じ合えるというか分かり合えるというからしい。日本の方が進化系かなとも思うけどこれこそ文化の違いだから何とも言えんね。

カリブ海クルーズに出かける
アメリカの大きな船
それを見つめる若い男たち
いつか俺たちも
あの船に乗り込んで
ゆったりと
旅を楽しみたいもんだと
口には出さないが
ポケットの5ドル札を
握りしめている
海を見ていたジョニーなんて
言葉が頭をよぎる
船っていいよな
ボースンか
それより仕事見つけなきゃ
と男たちは
港の事務所に歩いて行った
今日を生きるために
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2021 Tokyo

2021-03-07 09:54:02 | Weblog
東京オリンピックやるんでしょうかね。開催するとは言ってますがコロナがどう出るかワクチンが確保できるのかと先行き不安なことばかり。開催したとしても海外から選手が来れるのかどうかも定かではありませんからね。無観客開催といってもその損失で大きく膨らんだ赤字は誰が責任とるのでしょう。東京都だろうというのが一般的な感覚なんですが何だかんだと国民全般にツケは回されるのでしょう。消費税20%くらいなとこで落ち着くのでしょうか。やってられん。やってられんと言えばアメリカなんかナイキが個人スポーツ選手との契約をどんどん中止してるらしい。コロナで試合がないからだって。試合がないとナイキの名もアピールできないから企業としては致し方ないか。ここで選手を支えてこそのスポンサーだと思うけど金が仇の世の中だからなぁ。練習しようにも金がない。金がないから練習してるふりをして契約維持をねらうという悪循環。世界がこんなで東京五輪と言ってもなぁ。

緑の中の赤い屋根
現実にこんなところが
あるんだね
田舎は恐ろしくファンタジック
あれは
ちょっと風が強い春だったかなぁ
5年くらい前のことだったね
珈琲を沸かして
この景色を眺めてたのは
セザンヌの絵のような景色だね
何て言いながら
風の中で春の匂いを
嗅いでいた
匂いって
記憶の中にもあるもんだね
脳の中の
引き出しに収まっているのかな
普段は気にもならないけど
この絵を見た時
パぁッと広がってきた



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stop whining

2021-03-06 08:13:12 | Weblog
ブラジルのボルソナロがコロナで260000人もの死者を出してるのにも関わらずその日9000人の死者が出た街で「泣き言は止めよ」と言って炎上。この間に息子は高級マンションを買ったりとやりたい放題。「社会主義国家」かと非難轟々。そう言えばブラジルはコロナ終息と勝手に言って85000人の死者が出たのもつい最近だったね。日本も言わないだけで対応はそんなに変わらないんだけどなんかブラジルは気の毒になるね。ボロクソナロなんか早く沈めてしまえばいいのに。ガースーもまだだから世の中そんなものか。

昨日開きかけてた木蓮
まだだろうなと
思っていたのに
今日は花開いた
花の力って侮れない
どこに
そんな力が隠れているんだろう
それも
こんなに早く
1本のほんの小さな絵だの上に
大きな花を乗せて
風に耐え雨に耐え花開く
ずっと思い続ければ
その思いはきっと叶うと
むかし
誰かに言われた言葉が
よみがえる
春だねぇ
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common

2021-03-05 09:32:59 | Weblog
Kathryn Mapleって31歳の女流画家が描いたa throng of humanというか普通の人のつながりを描いた「common」というアクリル画がリバプールを拠点とするジョンムーア絵画賞を受賞したって。コロナだから描けた普通の社会への憧れというか人々の集いだ。紫ベースで色が素敵。素朴な感じが絵画の回帰を感じさせてくれてナンカうれしい。まぁ自分好みの絵ということもあるけどどちらかというとゴーギャンっぽいのかな。リバプールのウォーカーギャラリーに展示されてるとのこと。行けないけど。

雨の日
雨はモクレンに良く似合うと
思わなかい
逢いたくて逢いたくて
この胸のときめきが
あなたを呼んでいる
あなたを探してる・・・
木蓮の涙って歌を
ふと口ずさむ
なんか心が
ざわざわするって感じかな
木蓮の花を見てると
心に
雨が降ってるのかな

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reclusive

2021-03-04 10:01:04 | Weblog
Haruki MurakamiがUniqloとコラボしてグラフィックTシャツをこの3月の中旬に出すらしい。村上春樹ってファッションにも一家言あったんだっけ。酒の話は面白かったけど。Tシャツは cats、 birds 、records、 men sitting in barsという図柄とのこと。村上春樹といえばショートパンツとシャツの組み合わせでちょっと古臭い感じだったんだけどなぁ。このところ小説も出してないと思ったらこっちの方が忙しいのかい。とはいえこのTシャツも売れるだろうな。でも若い人が村上って知ってるのかな?タンジロウほどのことはないからなぁ。まぁそこはユニクロがウマいことやるだろう。

彼はなんか街の匂いを
持ってるよな
カフェとかバーとか
ちょっと気取った洒落た匂いだ
本を一冊かかえて
ぶらりと
入って来て
注文して
本に目を通す
珈琲の時もあるし
オンザロックの時もある
静かに飲んで静かに読んで
静かに帰っていく
誰かに声をかけられたら
愛想よく応えてさ
その時 静かに酔っている
そんな男がこの街の喧騒には
よく似合ってた


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dizzy

2021-03-03 08:59:22 | Weblog
今朝は起きた時から「めまい」がする。妖艶な美女が「めまい」とか言えばなんか官能的な香りがしてフフンとなるのでしょうがジジイの「めまい」は気分が悪い。「眩暈」なんて漢字で書けばハードボイルドの匂いもするがジジイのめまいは干からびた魚のようだ。こんな時はMarianne Stokesの絵でも見て
控えめの大切さを思う。肩が凝り過ぎたのかな頭を後ろに傾けると気持ちいい。いっそのこと頭を雲の上に出したい気分だ。わかるかな?わからないだろうな。(古いかな)

マリアンヌ・ストークスの絵にね
The net menderというのがあるんだ
漁師の奥さんが
漁網を修繕してるところを
描いた絵なんだけど
妙にいいんだなぁ
特別な題材でもなく
さりとて
日常に埋没しているのでもなく
生活感も控えめに
それでいて
暮らしを支えてるという絵だ
1900年のオランダの漁村で
ということだが
女流画家って
まだまだ大変な時代だったんじゃないかな
ねぇ、森さん(もう古いか)
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accountable

2021-03-02 09:01:20 | Weblog
やったことの責任を取るってことで法治国家は成り立っているはずなんだけどアベちゃんの時から問題があった議員や官僚が責任も取らず職務続行という風潮がまかり通っていた。「釈然としない」社会が出現してた。ガースーもそのように計らおうとしたんだがちょっと社会が変化したのかユリ戻したのか「責任はとらなきゃならない」という国民の矜持が残ってたのか7万円の海鮮丼を食ったヤツが辞職した。入院したって?腹壊したのかい。まだ刑事犯罪犯してないけど違反だからね。「李下に冠を正さず」というのかな。やっぱり悪巧みは罪になるんだ。こういった責任を取るシステムが作動すれば少しはこの国も良くなるのかも。辞めたら辞めたでその人脈を利用しようとと引手あまたっていうのもなんだかなぁ。倫理がないということか。さすれば任命責任は?親の七光り、虎の威を借るボンの罪は?とハッキリさせてもらいたいものだ。でもまだアベちゃんがモリカケと桜をで責任とってないからな。フランスならサルコジみたいに実刑だぜ。まぁ控訴するってことだがどうなることやら。「知らんけど」。

椿が咲く頃に
風が吹く
雪も降る
冬を耐えて
花を咲かせ
春の温かさと共に
花が終わる
椿の花は首から落ちる
潔い花だ
その潔さが
僕は好きだ
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