みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ベーゼンドルファーとヤマハが一緒に

2007年11月28日 | ピアノ
ピアノ趣味人としては、本日付日経夕刊で、やっぱり目についたのは、ヤマハがベーゼンドルファーを25億円で買収の記事。

えっ、ピアノ御三家の一角ベーゼンドルファーがたったの25億円?年間の生産台数は300台に落ち込んでいると記事にもある。ヨーロッパの老舗ピアノメーカーが、台頭著しい中国企業に買収されているわけで、ベーゼンドルファーもとても厳しい状況だったんだろうな。ベーゼンドルファーが中国に行ってしまうよりは、ヤマハと一緒になってくれるのは、日本人としては嬉しいでしょう。

ヤマハはその昔、ベヒシュタインを手本にしてピアノを作り始めたと聞く。そして、そのヤマハがベーゼンと一緒に。楽器の世界も、血を分け、血を交えて・・・、なんだか生き物と同じだなぁ。よき父と母を得て、素晴らしいピアノが生まれてくるんだろうか?ピアノの歴史も動いてる。

それにしても、ベーゼンのピアノ、たいへんな希少価値だなぁ。一度、弾いてみたいぞ。

このへんにも記事ありました。

(写真)つわぶきの花
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする