みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

はっぱのフレディ

2009年01月25日 | 
昨年、最後に読んだ本、というか絵本。大人向けですね。
命が廻り廻る世界観、自分は好き。まあ、事実、そうであるわけだし。

まだ経験したことがないことは こわいと思うものだ。 でも考えてごらん。 世界は変化しつづけているんだ。 変化しないものは ひとつもないんだよ。春が来て夏になり秋になる。葉っぱは緑から紅葉して散る。変化するって自然なことなんだ。きみは春が夏になるとき こわかったかい? 緑から紅葉するとき こわくなかっただろう? ぼくたちも変化しつづけているんだ。 死ぬというのも 変わることの一つなのだよ。

フレディが、木からはなれて、はじめて木の全体の姿を知るところは、示唆深い。
何かを失うことで、大切な何かが見えてくる・・・。
大切なのは、よく働くこと、満足すること、受け継がれること。自然なこと。かな。
(翻って、我が身を見るに・・・、欲深くならないように(笑)、受け継ぎたいな(神様!))

フレディのうまれかわりの冬芽かな
(横須賀市 小堺 進)

実は、この句に出会って、原作を読んだのでした。
今ある全ての命は、生まれ変わり。
命は廻り廻る。
いい句。

葉っぱのフレディ―いのちの旅
レオ バスカーリア
童話屋

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(追伸)
近況としては、このところ平日は仕事であっぷあっぷ。休日はもっぱら休養&勉強。
ブログはちょっとペースダウンになるかな・・・。
コメント (5)
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