みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

比叡山 延暦寺へ

2010年11月14日 | 
そろそろ紅葉も良さそうなので、大阪からの帰り道、寄ることにする。
京都側の麓の一乗寺から、雲母(きらら)坂を上り、比叡山の中心地、東塔・根本中堂へ。
帰りは、琵琶湖側の坂本へ。
昔の僧侶と同じように、文明の利器に頼らず、歩くことにする。

登りのきらら坂は、思いの外、長く感じる。2時間半。
ようやく峠を越え、現れてきた根本中堂の迫力、存在感に目を見張る。
堂内には静謐な空気が漂い、
闇に浮かび上がる不滅の法灯(開山以来1200年、灯され続けてるそうです)を見ていると、
なんなんだろう?
静かな感動があるなあ。

京都の大寺院はいろいろ訪ねてきたけれども、延暦寺は特別な気配あるような・・・。

でも、恐らくは山道を歩いたことでの心地よい疲労感、高揚感の賜物と見た。

「お手軽な方法では、お手軽な結果しか得られない」わけで、
延暦寺を感動を持って訪ねるためには、ケーブルカーなどは使わず、多くの僧侶が辿ったのと同じ山道を歩かれることをお勧めします。

http://www.mapion.co.jp/m/35.0668133333333_135.842418611111_6/


紅葉も見頃でした。

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登山メモ
・きらら坂・・・道のえぐれ方が尋常ではなかったのだけど、あれは、多くの僧侶が通って、削れたからなんだろうか???謎???
・坂本への下山は、京阪坂本駅まで、1時間ほど。行程としては坂本から登る方が早いと思うけれど、雰囲気のない道。電信柱がずっと立ってて、山道としては興ざめ。なので、時間はかかるけれども、きらら坂がお勧め。
途中、見晴らしが開けて、大原の里が眺められるのもいいです。
コメント (2)
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