みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

山の下り方と楽器の共通点

2012年10月14日 | 雑記
自分は、楽器が趣味だからなのか?
山でも音に、注意が行くのでした。

それで、あることに気づいたのでした。
多くの登山者は、将来、膝を痛める運命にあることに。
http://www.wild1.co.jp/academy/qanda/trekking/080912.php

山登りの上手い・下手は、下りてくる人の靴音を聴けば、一発です。
音が大きい人は、足腰の筋肉が備わってなくて、怪我する運命にあると言えます。

自分も30代半ばで膝を痛める迄は、滅茶苦茶な歩き方をしてました・・・。
それ以来、下りは、とても気をつけるようになったのでした。
基本は、抜き足差し足忍び足。
着地するときに、如何に気配を消すか?でしょうか。
威勢よく、ドスン、ドスンと下りるのは、百難あって一利なしです。

そう言えば、ピアノも一旦、鍵盤に指を置いてから打鍵すると、綺麗に鳴るし、
バイオリンも一旦、弦に弓を置いてから、アップ、ダウンすると、折り目正しく聞こえます。
山の下り方も、極めて近いですね。
まず足を置いてから、体重を乗せる感じ。
丁寧に、雑音を立てないように心がけるは、諸芸に相通ずる共通点ですね。

健康、体力増進のために山登りをするのに、
それがために、逆に、膝を痛めて、歩けなくなるのでは、本末転倒で・・・。

無知がために、良かれと思ってやることが、仇になって返ってきてしまうのは悲しい。
山の下り方、体育の授業で、ちゃんと教えればいいのになあ。
コメント
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