みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

藤原岳

2021年04月20日 | 
再び、スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)探しに、鈴鹿の山へ。
先週訪ねた御池岳の隣の藤原岳へ。
前に訪ねた時の記憶がほぼ失われていて、初めてのような感じ。


朝7時、平日なので、駐車場はまだ余裕あり。
藤原岳は、人気があり過ぎて、休日は駐車場枯渇が怖くて、行きにくい・・・。


登りは、表登山道(大貝戸ルート)で。
鳥居をくぐって、スタート


ゆずり葉?


ハタザオ?


ヒトリシズカ

大貝戸ルートは、とてもよく踏まれて、歩きやすいけれど、植林帯の中で単調。
花も思いの他、少ない。
つまらないので、英単語の暗唱をしながら歩く。


ケマン?

ようやく、7合目ぐらいから、花が現れてきた!


ニリンソウ


自然林になると、気持ちがいい!


カタバミの開きかけが好き





ハナネコノメにも再会


セメント採掘のブルドーザー道!
花の百名山の藤原岳が、武甲山のようなことになりませんように!
武甲山も花は多いのかな?


スプリング・エフェメラルと言えば、カタクリ


すっかり彼女のファンに・・・。


カタバミは多いけど、雰囲気はとても好き。愛らしい花。


最後の最後の福寿草
遠くに咲いてて、肉眼では黄色い点にしか見えなったけど、望遠レンズは凄い!
「寿」の字の雰囲気と共鳴するような・・・。


アマナ?
久しぶり、嬉しい!


一応、ネコノメさんたちも


3時間ほどで、頂上近くの山荘に到着

最高点の天狗岩に行くことにする。


天気よし、景色よし


バイケイソウ


藤原岳最高点の天狗岩到着
岩がありすぎて、どれが天狗岩?


石灰岩のケルンに、少しだけ参加

午後は、目当てのカフェのランチ&帰って楽器練習!と思っていたので、11時頃、山荘を後にする。




エンゴサク


天気は良かったけど、霞は濃かった・・・。


山歩きで疲れた体には、ミカンはご馳走!

下山は、裏道(聖宝寺ルート)で。


7合目付近、いい感じ。
60歳にしか見えない、82歳の方としばし歓談。
愛嬌のある、素敵な方だった。


森の中で、陽光を受け、彼女はひっそりと咲いていた


聖宝寺ルートの収穫は、リンドウと出会えたこと!


イチリンソウも目撃!
ニリンソウの数倍はある、大ぶりな花





キランソウ


マムシグサ、葉を見事に円形に茂らせるのが興味深い


最近、原宿ドッグがお気に入り(ニチレイのだけど)


歩いていたら、目の前を、スルスル・クネクネと動くものが!
本家のマムシではないか!
尻尾を、チリチリ動かして、さかんに威嚇してくるが、君も怖いんだなあ・・・。
スズメバチに比べれば、マムシは、ちっとも怖くない。
望遠レンズのおかげで、余裕で記念撮影する。


何気ない葉の文様も美しいと思う。


鈴鹿名物の貝の化石にも遭遇


いやな堰堤の登り返したところから


聖宝寺の脇に下りてきた
以前と違って、寺に通り抜け出来なくなってた。


13時半過ぎ、戻ってきた!

その後、目当てのカフェに向かってみたものの、残念、臨時休業!
次回の宿題と言うことで。
宿題と言えば、ヤマレコで調べた感じ、孫太尾根ルートが花が多そう。次は孫太尾根で!

聖宝寺ルートは予期しない遭遇に恵まれたのも、いい思い出になるなあ。
貴重な平日の藤原岳、天気と花に恵まれて、いい気分転換になった!

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今回、不思議なことに、足がすごく元気で、下りてきた後、疲労がほとんどない。
これは、靴底の柔らかい軽登山口のおかげ?
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帰り道、いなべから海津町に抜ける養老山脈の山越えルート(県道25号)を取ってみるけど、案の定、途中一車線の嫌な山道だった。


コメント
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