みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

四国山旅~大満足の笹ヶ峰

2022年05月02日 | 
晴天の予報なので、芸術祭ではなく、山に登ることにする。
200名山の笹ヶ峰へ。

早朝、高松から伊予西条の登山口(下津池)まで車を走らせる。2時間くらい。


7時半、登山口下の駐車場
ここまで、ラストの3キロほどは、ダートの凄い荒れ道。車高の高い車だけど、底を何回もゴツンゴツンさせる。
ここと、もう少し上の方とで、10台くらい停められそうだけど、4台目。


登山開始


ええっと
山芍薬?


樹林帯のいい道が続いていた。


芽吹きの季節だな




丸山荘
とても大きな山小屋。
親父殿曰く、50年前、皆、山に登り、よく利用されていたとのこと


森林限界を越えてきた


向かいの沓掛山


おおっ、奥に見えているのは石鎚山ではないか!
さすがに西日本最高峰。王者の風格が見て取れる!


3時間弱で登頂!1859.6メートル。
山名がとても読みにくいけれど・・・


噂に聞いていた四国雄峰の連なりは、素晴らしい!
寒風山~伊予富士~瓶ヶ森~石鎚山
左奥の筒上山(つつじょうざん)と手箱山(てばこ)がとても気になる。
筒上山は、ここ笹ヶ峰と同じ1859.6メートル。
300名山の選に漏れているのは何か理由があるのか? いつか実施踏査せねば・・・。


沓掛山~新居浜市街
新居浜の西側からは、沓掛山が妨げになって、笹ヶ峰は望めないのだな。


土居方面~赤石連山~ちち山
東赤石に登った時は、展望に恵まれなかった分、今日の喜びはひとしお!


ちち山~冠山・平家平
地元の方の話で絵は、冠山・平家平もいい山とのこと。
冠山・平家は、奥美濃と同じネーミングで、近くにある伊吹山も四国と美濃で被ってる。
昔、美濃と伊予の国の間に特別な交流があった?


男木島で手に入れた「かたやき」
我が人生で最強に歯が折れそうな固さだった。


1時間ぐらいのんびり展望を満喫して、ぼちぼち人も増えてきたので、ちち山に向かう。




笹ヶ峰の名前にふさわしい笹の大斜面


ちち山 目前


もう一息


ちち山到着


笹ヶ峰を振り返る
石鎚は笹ヶ峰の奥に隠れてしまった。


赤石方面
地元の方曰く、大永山トンネルから七番越に上がり、笹ヶ峰に向かうルートは、あけぼのつつじが、それは見事だったとのこと!
確かに、ところどころ稜線がピンクに染まっている。
いつか、そのルートも辿らねば・・・。
三百名山を踏破して、リタイアした後の楽しみ?
やりたいこと、ありすぎる・・・。(笑)

よおし。時間もあるから、沓掛山のあけぼのつつじを見に行ってみるか!


ちち山、なかなか形のいい山!


全山、青石ばかり、青石のふるさとの山だからな・・・。




残念ながら、沓掛山の登山ルートは、あの辺りは通らない・・・。


沓掛山到着


ちち山と笹ヶ峰
ちち山の方が、気持ち高く見える。


沓掛山からの下り、ぽつぽつ咲いていたアケボノツツジの撮影を楽しむ


アケボノツツジのことは、笹ヶ峰の山頂で話を聞くまで、全く意識していなかった。
思いがけず、天からのプレゼント!


よく目にするツツジよりも、ポワーンと丸みを帯びて、おっとり愛らしい風情。
彼女が愛されるわけだ・・・。

以上、おしまい。

展望よし、道よし(紅葉谷分岐~丸山荘を覗く)、花よし、雪なしで、暑くも寒くもなく、とても爽やかで、
山頂での風がとんでもなく強かったことを除けば、申し分ない山歩きだった!

タイム:8:36
距離:11km
累世標高差:1276メートル

=====
下山後、久しぶりに西条の叔父宅を訪ねて、夕ご飯をご馳走になる。
山の情報も仕入れて、また訪ねないと!
GWのこの時期、本州の2000メートル級は、まだ春一歩手前であるけれど、
四国の山はアケボノツツジの盛りで、とても楽しめる!ことが分かって、大収穫!

中京圏には、日帰りで気軽に楽しめるこれだけの山はないので、山事情の良さは四国に軍配が上がると思う。
コメント
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