みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

現在、過去、未来

2008年04月25日 | ピアノ的雑感
ふう~。一週間終了。
今週は長かった。でも、いい仕事ができた。
今、携わっているのは人事系のシステムで、この4月の組織変更で持ち上がったトラブルの結果報告を、上司に、直され、直され作り上げていった。はじめは正直、うんざりしていたのだけど、だんだんいい資料に仕上がっていくのは、なかなか、よい気分。

両手で数え切れないくらいあったトラブルを、分類し、整理し、端的に分かりやすく表現する。適切な言葉を選び、表現を工夫するのは、俳句に通じるものがあるなあ。

込み入った様々な課題を「起きた事」「原因」「今後の対応」の3つの当てはめて、まとめてゆく。「起きた事」「原因」「今後の対応」は言うなれば、「現在」「過去」「未来」。
機械的に3分類してゆくと、3拍子のリズムが出てくるし、すっきりまとまるのは美しい。(ドリルが学習に有効なのはリズムが出てくるからなんだろうな・・・。)

打ち合わせや、報告で、誰かに何かを分かりやすく説明する時、~の原因で、~が発生した。~の対応をとった。という三段論法は、無意識のうちに使えるぐらいに、染み込ませておきたいと思う。

ソナタ形式の提示部→展開部→再現部ではないが、何事も、3ステップぐらいで、まとめるのが、見通しがよく、すっきりするポイントかな?(古典派のソナタ形式によって、難解なフーガが渦巻いていた音楽は、随分、見晴らしがよくなったに違いなく、ソナタ形式の生みの親のハイドンは改めて偉大だなあ・・・。)(←仕事中、まったくもって雑念が多い奴だ)

混沌に秩序をもたらすというのは、面白いですね。

今日は遅くなってしまったけれど、明日からのゴールデンウィーク前半、気持ちよく迎えることができそう。

問題解決プロフェッショナル「思考と技術」
齋藤 嘉則,グロービス
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 88 | トップ | クルマもまんまるまるく »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ピアノ的雑感」カテゴリの最新記事