「春ラン」は、日本を代表する野生ラン。
シンビジウムの仲間で、
主に里山や人里に近い山地の雑木林などに自生し、
古くより季節の花、祝いの花として
人とかかわった植物。
緑色の花を1茎に1花、まれに数花を咲かせます。
地下には数個のバルブが連なり、
太い根がたくさん伸びている。
「春ラン」は古くから「東洋ラン」と呼ばれ、
丈夫な植物ですが、
きれいにつくるには、大層難しい花とも。
この花も、当市の野向地区の「野生らん」。
縁者の故人が、鉢に移していたもの。
毎年、咲いていたようですが、
我家へ来てか4年、初めて花がついた、それも5本も咲くということは、
1茎では無いらしい。
少し気になるのは、昨年来の葉の数が多過ぎることと、
葉の色がモット濃緑のはず、
少し黄色かがっているのが、気になります。