勝山市平泉寺菩提林登り口横。
「かりん」も花盛り。
関心が無いと、誰も気がつかないのかも知れません、
樹高5m。
秋には10cmの黄色い実に成ります、
これまた誰も収穫しません。
なぜ活用されなのか、
実は香りがよく、「のどの薬」として有名。
のどの炎症をしずめて
風邪やぜんそくのせき止めにも。
中国ではそのいろんな効用から
美しい実ですが、かなり固くて酸味が強く、そのままでは食べられないので、
ハチミツ漬けやジャム、果実酒などに用いられることも有る。
1000年以上前に日本に渡来。
とにかく花は綺麗。
馬籠宿に有る文豪、嶋崎藤村旧宅の前に大きな花梨の木がありましたが、
これは当藤村が、
他人からお金は「借りん、カリン」と、
玄関前で意思を伝えたものとか。
「カリン」の隣には、樹高4mの「野生の藤」
の木があり、すこし早いですが、花が咲き始めています。