tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「かりん」も花盛り。

2016年04月25日 | 季節の便り(北陸、福井)

勝山市平泉寺菩提林登り口横。

「かりん」も花盛り。

関心が無いと、誰も気がつかないのかも知れません、

樹高5m。

 

秋には10cmの黄色い実に成ります、

これまた誰も収穫しません。

なぜ活用されなのか、

実は香りがよく、「のどの薬」として有名

のどの炎症をしずめて

風邪やぜんそくのせき止めにも。

中国ではそのいろんな効用から

一益、 二益、カリン百益」と呼ぶとか。

美しい実ですが、かなり固くて酸味が強く、そのままでは食べられないので

ハチミツ漬けやジャム、果実酒などに用いられることも有る。

1000年以上前に日本に渡来。

とにかく花は綺麗。

馬籠宿に有る文豪、嶋崎藤村旧宅の前に大きな花梨の木がありましたが

これは当藤村が、

他人からお金は「借りん、カリン」と、

玄関前で意思を伝えたものとか。

 

「カリン」の隣には、樹高4mの「野生の藤」

の木があり、すこし早いですが、花が咲き始めています。

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