「アリウム・ロゼウム」は、
ネギ(ユリ)科アリウム属の耐寒性多年草、
地中海沿岸原産の小球根植物。
ご覧のように、細長いニラのような葉の間から長めの花茎を伸ばし、
花径1cmcm、6弁花をつけます。
薄い皮膜を破って現れるつぼみは淡いピンクですが、
開花すると白花にしか見えません。
お花の作りは他の小球根のアリウムなどの仲間とほぼ同じです。
比較的丈夫な花です。
最盛期を終えると、花柄の付け根には「ピンクのムカゴ(珠芽))ができ、
やがて赤茶色に色づきます。
花びらは外側から見ると「うっすらとピンク」なので、
アリウム・ロゼア(色)と呼ばれるのはわかるけれど…。
これはやっぱり「白花です」。