tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「地元の歴史研修会」、私の企画実現。

2022年06月07日 | 当地の催事・行事など

元禄区の「地元の歴史認識のための研修会」は

大切な仕事の一つと思っています。

老人会「元禄老友会」の企画。

区内の寺院、浄土真宗大谷派「正等寺本堂」をお借りしての

集まりでした、

 

昨年、屋根から本堂全域の大改修が済み、

その内陣の立派さは目を引きます

 

私は、この場所を知っているだけに、地元の人にも見せてあげたい希望、

ご住職に折衝の上、実現できたものです。

地元に存在する寺院、外観は知っていても、

本堂に上がりこむ事は、ほとんどあり得ません、

やはり敷居の高いものです。

 

1.「幕末期、勝山町の檀那寺と檀家」(講師は勝山市歴史編纂室 山田雄造氏)

2.「改修された正等寺のお宝探訪」 (講師は同寺院住職 梅田 徹氏)

 

 矢張り、この本堂に上がってみたい願望者が多いようで、

 23名もの参加者となりました。

内容は、

1.番目の講演から、

 檀家制度は、一家一寺制度・宗門改めの制度化など、幕府行政の一貫となり、警察権  迄与えられた、士農工商の身分の上が僧籍。

2.番目の講演から、

 今の寺院は、幕藩時代の檀家制度の弊害が現れ、いろいろな意味で寺院にとっては大変な時代に来ている。また、浄土真宗本願寺派を「表」、大谷派は「裏」とも呼ばれ、その成り立ち時の騒動など。

合わせて、お宝は、明治9年全山火災にあい「鑑定団tv」の様なものはない。

と申されながら、その建築様式、阿弥陀仏と合わせ、

11度の報恩講しか開示しない、開祖「親鸞上人の一代記」4幅のうち、

1幅を広げていただき

目のあたりで見学することができました。

 

幕藩時代の勝山藩の歴史などと異なり、

身近な寺院見学研修は、参加者の興味深々に終わり

喜んでいただけたと、にっこりしています。

寺院様のご高配に感謝でした。

 

コメント (2)
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