この歳になると気になること「お箸の作法」、
伝承・故事からの作法は、難しいものですね、
学んだことがあるわけではありませんが、
本当にいろいろ。
コロナ禍の中、食事の時の「直箸」は、ここから罹患するのではないかと。
お箸の使い方マナーには、
かき箸 (かきばし) 食器の縁に口を当てて、箸で掻き込む所作。
また、箸で頭をかく所作。
重ね箸 (かさねばし) ひとつの料理ばかり食べ続けること。
などはマナー違反とあります。
移り橋・加猿橋・探り橋・さし箸・渡し箸・泪橋・握り橋など、
つかい方、もち方、置き方など数えきれないほど、列挙されています。
今、当地の各寺院では、昔なら豊作を祝い、
それぞれ「信仰寺院の開祖様にお礼」のために開く儀式
「浄土真宗などでは報恩講・曹洞宗では開山忌」が務められています。
また、毎月続けている「早朝の坐禅会」、
この宗派の寺院は曹洞宗「義宣寺」様。
過去12年間の会には「坐後に朝粥」を頂く習慣がありました。
当然、所作の作法があり「五観の偈(げ)」をお唱えしてから頂きます。
この時の「お箸のおき方」もお漬物?など一采には、
粥を頂くとき、お箸は器の上に「渡し箸」に置くのです。
何気なく慣例だと思い気にもしていませんでしたが、
今回改めてマナー違反といわれる「渡し箸」について、
禅宗、曹洞宗大本山永平寺では、「渡し箸」はマナー違反ではないとの事。
事実「朝食のお膳を見ると」見事「渡し箸」です(禅の友8月号から)。
故事、必ずしも正解だけでない、こんな事見つけると、
また世の中、又おもしろい。
福井県の昨22日のコロナ、7日続いての発症、
そして累計302人ともなりました。
患者は、福井市の10・70代女各1名計2名、
前日の濃厚接触者らしい。(累計遂に302名に)
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