わけあって年明けから1年間新聞購読が2紙となる。サービスだろう先日から新契約分が配達され始めた。TVのワイドショーでは朝刊各紙の内容を紹介している。取り上げ方は各局特色があるものの、TV局の取材力の弱さを感じている。
今朝届いた2紙のトップ見出し。語句に若干の違いはあるが良く似ている。
本文では「原則中止している措置」と同じだが見出しでは継続にかかる言葉が「禁止」と「中止」に分かれている。禁止は強い語調を感じるが、記事の流れからすると「中止」がいいのかな、と素人分析。
昨日の来年度政府予算案決定の見出し。1紙は社会保障費6,415億円増、赤字国債650億円減。もう1紙は格差是正に重点。はじめの見出しは「オォ、少しは負担減の予算かな」、一方は「問題ある予算かな」と思わせる。記事は新聞社の特徴が出されていた。
同じ事件や事故も捉え方理解の仕方によって伝え方や報道の仕方、内容の異なることは数多く経験している。また、判断するとき特定の先入観を持たされることも知っている。タミフルの報道には差を感じないが、政府予算案になると視点が違った記事になっている。
多数の新聞を購読すれば判断する材料は多い、が現実に複数購読は購読料もさることながら本当に読めるかが難題。画面と文字のメディアに翻弄されない方法は己がしっかりする、それ以外にないかも知れない。
(写真:今朝の1面トップの見出し比較)