
年賀状、今年も9時過ぎに届いた。大方の人が1年に1度だけの交誼であることは長年変わらない。変えられない大事なことだと思っている。年賀状の取り扱いが始まって110年という、この長さは伊達にに続いてはいないことを教えてくれる。
賀状を読みながら「そうなの」「そうか」と驚いたり喜んだりとそれは新鮮だ。そんな楽しみと合わせ、もう一つある。それは家族写真をふんだんに、それも子どもの嬉しそうな顔が多い。見るだけで受け笑いする傑作もある。
親戚でもめったに合わい子ども、遠くに住む知人の子どもなどが毎年大きくなって登場する。そんな年賀状を妻はファイルして残している。新しくファイルするたびにそれまでと見比べわが子のようにその成長を喜び楽しんでいる。
成人した、結婚したなど報告に来たら賀状に残っている成長の跡を見せてやろう。デジカメで簡単に成長記録を残せるご時世だが、いろいろな人に見守られ支えられて成長したことを知ってくれたら、色変わりしている賀状はきっと喜ぶだろう。
(写真:メール年賀に添付されていた初日の出:市内通津で)