地産地消、地域おこしなど諸々のなかで「Ｂ級グルメ」が大はやりで賑わっている。その定義は「贅沢でなく、安価で日常的に食される庶民的な飲食物のことである。外食以外に、家庭料理に該当する場合もある」いう説明。続いてラーメン、お好み焼き、うどん、焼きそば、カレーライス、ハンバーガー、どんぶり物などが代表的なB級グルメの品々と紹介されている。
報道の映像で見ると、その人気の高さがうかがえる。グランプリで上位入賞を果たすと、全国からそれを求める人が訪れるなど、一躍地域おこしの勇になれ、町は賑わうという。安くてうまいもの、庶民なら誰でも口にしたいし、1度は味わってみたくなるのが人情だろう。
地域に伝わる伝統的な食も、有名になり「観光客向け」になると、伝えられてきた作り方が簡素化されたりして、元々の食の良さを失っているものを知っている。Ｂ級はいつまでもＢ級でそのその良さを保ってほしい。そうした中で徹底的に地域をアッピールしてほしい。
「ディズニーランドのお土産」と姪の子が届けてくれたお土産はビスケット。その小さな1枚にもミッキーが浮かんでいる。出張のとき電車からは何度も見ているディズニーランド、だが、足を踏み入れたことはない。あの広大さとビスケット1枚は対比出来ないが、ＰＲに徹するということではＢ級さんも同じだろう。健闘を期待する。
（写真：３センチほどのビスケに海苔を張って作られたミッキーの顔）
