日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

笑顔で迎春

2011年01月03日 | 生活・ニュース
           

あるときの法話でこんな話をされた。「それは、売るものではない。強要されるものではない。盗むことはできない」と前置きされ「それは心からの笑顔。無償で与えて初めて値打ちがでる」、そんな内容だった。

さらに「仏像を見ると、仏像と同じ穏やかな表情になる。穏やかな気持ちになる。それは仏像の穏やかな笑顔から来る」と続く。人は仏像のような笑顔は不可能だが、人それぞれの笑顔がある。心からの笑顔は自分の心身を健やかにし、周りの人へ潤いを与える。頭では分かるが自分の笑顔にどんな効用があるのか分からない。

笑顔について「にこにこと笑った顔」(大辞泉)とあるが、この「にこにこ」が難しい。広辞苑では「うれしそうな和らかな表情で声を立てずに素直に笑う」。法話を聞くといつもこんな末広がりとなり、示しがつかなくなる。平凡に暮す中で自然に湧き出る笑顔、意識して出るものではないだろうが、心掛けはしておきたい。

門松作りの教室で「目出度い正月を迎える飾りなので笑顔のある門松を」と指導者の呼びかけ。その技は、節の部分を斜めに切ることで叶うという。どれも笑顔の門松が完成したのは先月の末、仲間内はいい新年を迎えられただろう。

(写真:大きく口を開き笑っているような門松)
コメント (6)
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