
このところ最高気温30度超えの夏日が続いているのは市内北部、周囲1000mクラスの山に囲まれた町。県都山口市も30度連続の日が記録更新中という。天気予報ではそんな暑さの訳を解説しながら週間予報に移る。「来週は梅雨の前触れ、もしかすると梅雨入りになるかもしれない」と暑さが和らぐものの、雨でうっとうしくなることを伝える。
梅雨の雨といえばシトシトと続く長雨が子どものころのイメージ。だが、最近は激しく降る、これを「篠突く雨」と呼ぶそうだが、そんな降りが繰り返しやってくる。その激しさは各所で人命を含む大きな被害を発生させている。
それでも梅雨の雨は日本の農業には欠かせない自然の恵みだ。特に稲作には欠かせない。また、この季節に雨が降ることで梅の実が大きく膨らむという。このことから「梅の雨」が変じて「梅雨」になったという伝えもあるとか。
県内の梅雨入りは6月5日が平均とか。今年は少し早目になるようだ。梅雨の花の一つアジサイが今朝咲いているのに気づいた。鉢植えの小さな1本だが季節に合わせて忘れることなくやってくる。こんな来訪者ならいつでも歓迎する。