
訳あってパソコンを Windows8.1に変えた。聞いてはいたがデスクトップをはじめ目に見えない箱の中はセブンとは大違い、初心者となってクリックを繰り返す。使い慣れたソフトやアプリが見当たらないので、調べたり聞くと打ち止めになったり、8.1にはインストールできないとか、厄介な箱になっていた。それでもクリックを繰り返すしかない。
なんとなく慣れたころ、これはパソコンが不良なのでは、と思い始めた。症状は、入力時にカーソルが勝手に移動して、とんでもない個所に入力している。マウスを取り替えても同じだった。やっぱり保証期間中の特権を発揮し交換すべく、症状の観察を続けた。そうしながら、我がPCだけかとネットを覗くと、類似の記述が多数、それで少しほっとする。では、解決策があるのか探す。記述は沢山にあるが、私に分かる記述は容易に見つからないが根気よく探す。
判読して見つけた解決方法は手間いらずだった。「マウスポインティングデバイス」とういう、マウスを使用しないでPC操作するキーボードの手前にある四角で仕切られた個所、に問題あるという。それは、パネルタッチ様式のPCが持つ宿命のようなことが述べてある。最悪の場合はその機能を停止するか取り替えろとある。書かれている内容は全く理解できないが、マウスを使いながらも、その個所に手は触れる。
では、手が直接「マウスポインティングデバイス」に触れなくすれば解決するかもしれないと思いつく。そこで、少し厚手の紙をデバイスより少し大きめに切り覆いかぶせ、軽くマスキングテープで止めた。すると感は見事に的中、以後、マウスの指示通りにカーソルは働き、覆いに多少触れてもカソールは誤移動しない。入力への気づかいは全面解消、したようだ。こんな経験は初めて、何でもやってみるものだ。覆いを使わない対策をゆっくり調べてみよう。