日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

あと3日

2014年03月28日 | 生活・ニュース


 「在庫は通常の1.5倍準備しております」とTV取材に笑顔で応える大型店の店長、その背景には商品を山と積んだワゴンが行きかう。消費税率引き上げ、一昨年の暮に総選挙を行う前提での民主・自民の約束事だった。その日は目前になった。

 このところ買いだめのニュースが映像として流れる。なにかせっつかれているようでもあるが、夫婦二人の生活で長期保存できる物といって、それほど買いだめる物はないようだ。しかし、そうした気持ちをグラつかせ店に足を運ばせるのがプロの仕掛け。ポイントが通常の2倍3倍は今の時点では物足らない。4倍5倍そして10倍と引き上げる。中には12倍という商品も現れた。100円で12ポイントになる。買ってお得感は芽生える。

 「増税にかこつけて日常品の買いだめはさして節税にならない。本当は高価な買い物に意味がある」という仲間。その品は何かと聞けば「車、宝石、大型電気製品・・・」と縁のない品が並ぶ。報道では高額製品の売れ行きは倍増という。年金生活者にはさして参考になる話ではない。

 ビール24缶入りを10ケースくらい買い求めている人。会話を聞いていると「2か月分です」という。夫婦で毎日4缶、月120缶、確かに2か月分だ。これでいくら買い得になるかなんてことはいわない。儲けた気分でビールの爽やかさが増せば庶民の喜びだ。「箱売り、箱買い」が今の流行、飲料類をはじめとして生活用品が箱で積まれている。この買い置きの反動を、過去の経験から心配する関係者は多い。再びデフレに戻れば経済は下り坂、そう思えば過度な買い置きは慎む方がいい。思案もあと3日、我が家は明日のチラシを見て決めよう。
コメント
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