昨日の話。帰宅したとき、全聾の作曲家としてその存在を知られていたが、実は18年間も別人に作曲を依頼していた佐村河内守氏の記者会見が実況中継、これは古い、LIVE中だった。その放送画面下に面白い表示がでた。
カメラのフラッシュが目に刺激を与える場合があります
部屋を明るくして、2メートル程度離れてご覧ください
いつも記者会見の映像では、会見者が下向きでメモみる、次に顔をあげる、そのたびに猛烈なフラッシュで画面が白っぽくなるときもある。こんな光景は初めてではないが、フラッシュ注意を見たのは初めて。フラッシュのたびにシャッター音が邪魔して、時には音声が聞きづらいこともある。こうした状況はたびたび見ていて、何とかならないか、視聴者の迷惑にならない撮影を願いたいと思っていた。
撮る必要があるから撮るのだろうが、フラッシュとシャッター音は会見の雰囲気を壊す。フィルム時代ならあれほどは撮らないのでは、そう思いながらチャンネルを変えた。シャッターを押すとき無音化してなぜ撮らないのか、出来ないなら撮影は会見の初めか終わりにし、途中は撮影なし。そしてしっかり話を聞く。シャッター音は雑音、放送局の皆さんが気づかないはずがない。
記者会見場にパソコンを持ち込む記者も増えた。何十台もが一斉にキーを打つ音も相当な音量。間違えずにキーを打つことに集中して、内容を理解しているのか気になるこの頃だ。会見は録音、要点はメモ、そして厳しい質問、私の描いている記者の姿。