日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

七草がゆ脱線

2020年01月07日 | 自然 季節

 仕事始めの昨日、出勤する人へTVのインタビュー、例年のことだが「ゆっくり休んだので仕事頑張るという人、その真逆の気持ちを堂々と口にする人」、人はいろいろだが、私的には前者を応援する。疲れの抜けない人は今日、平安時代から邪気を払い万病を除くといわれる七草かゆを食べて元気回復させ、明日からの仕事を頑張れと勧める。正月料理で疲れた胃を整えることにもなる。

 七草はこの時期の季語のひとつ。ほかに植物では福寿草、裏白、橙などがある。福寿草は正月の寄せ植えの鉢物使われる。裏白は正月飾りに使用する羊歯(しだ)をいう。裏白は同じ節から二枚の葉が向かいあっているので夫婦和合の象徴とされる。葉の裏側、白い方を飾りの表にするのは、共に白髪になるまで夫婦長生きをするという祝いの意味があるという。

 橙(だいだい)も新年の飾りに使われる。夏、白い花を咲かせ冬に実が生る。正月飾りにはだいだい色になった実を使う。だいだい色の実を採らないで木につけたままにしておくと次の夏には青くなる。数年以上は冬と夏の色を交互に見ることが出来る。こんなことから、代々続くので「だいだい」とつけたという話。実のだいだい色だからついた名前かと思っていたが、深い意味のある名前と知った。

 橙色は「赤みを帯びた黄色、オレンジ色」と表現される。私はいつの頃からそうなったのかはっきりしないが、この橙色が好きな色のひとつで、何かと使う。これまでのブログ年冊子13冊の表紙はオレンジ色系で仕上げている。七草かゆが方向違いにすすんだが、目出度い正月飾りの学習をしたので由としよう。
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