日々のことを徒然に

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財布の中身

2020年01月27日 | 生活・ニュース

 財布とは「金銭を入れて持ち歩く袋、金入れ」という。現役のころは、咄嗟の対応もありいくらかは必ず入っていた財布だが、サンデー毎日になると咄嗟という機はほぼなくなった。いつの頃からかクレジットカードを使い始めると現金支払いは激減した。金の代わりにそうしたカードで財布が膨らみ始めた。

 金でなくカード入れに代わった財布でも持ち歩くことは昔と変わらない。硬かった財布も長く使っていると年取った人と同じで柔らかくなり、皮膚のたるみならぬ皮がすれて艶がなくなり荒れてくる。カード入れ個所も緩くなりスッと出し入れできる。いつから使用しているか記憶にないが、「財布は春に買うと張る」という語呂合わせのようなまじないに誘われ新春の買い物として新しくした。

 これまでと同じで一流だとか有名品を買うわけではない。手ごろな値段と持ち歩くカードがおさまればいい。日本製で二つ折りでない形体と決めスーパー催場の財布特売コーナーへ。値段は私の財布の中身に見合う、色は、中の作りはと手に取ってみる。見栄えはどれもいいと思いながら見比べ手ごろな値段の物を選んだ。

 最近はスマホやQR支払などで財布を持たないのが流行りという。その結果として、金銭残高の管理が出来ず不足するとスマホ貸し付けに頼ることになり、若い層に多重債務者が増加している報道あり。便利なキャッシュレスの弊害が若い層に生じているというのが心配だ。ちょっと手までも手持ち残高に見合った生活、これが人に迷惑をかけない生き方、新しい財布を手にして自分に言い聞かせる。
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