日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

イワクニ

2018年04月25日 | 社会 政治

 民営化された元市営バス、高齢の婦人が小さなリックを背負って乗車、私の前席の人と知り合いらしく並んで座る。話し声が少し大きくなり聞くともなしに聞こえ始めた。その内容は、最近の米軍戦闘機の轟音が「どうにもならん」といういらだちの会話だった。

 話の内容から乗ってきた方は基地の近くに住む一人暮らしの方、もう一人は隣の町内らしく轟音は共通の悩みのようだ。艦載機移駐開始が進むにつれ米軍機の飛行音は次第に大きくなり、立ち話の話題にもなっている。それは騒音苦情を訴える市への苦情電話の数が急増しているという報道からもうかがえる。

 岩国基地には空母艦載機移駐完了で米軍機は120機ほどになり、この規模は極東最大級の基地機能という。新鋭機も投入され訓練は機数増分だけは増えるだろう。また、空母艦載機には厳しい空母着艦資格取得訓練(CQ)が必要で、その準備のための艦載機着陸訓練(FCLP)が岩国で行われるのではと心配されている。
 
 CQは洋上で行われるがこのための離発着は基地からとなる。その離発着は深夜から早朝に渡ると報道されている。前席の二人の「どうにもならん」という心労が増すことは確かだろう。最低でも、夜間は飛行しないという地元との約束は守って欲しい。

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