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国民の主食たる「米」、昨年から政治問題化していると思っていたが、国も重い腰をあげ備蓄米を21万㌧放出すことを決めた。昨年の収穫は例年を18万㌧上回ったと報道される。しかし、JAなどの集荷は21万トン下回ったという。プラマイの米はどこに消えたのだろう。収穫増が本当なら米飢饉などやってこないだろう。
我が家は米農家から直接購入を初めて何十年だろうか。知り合いから、ごく小規模で米を作られる農家の手助けとして直接購入してもらえないか、と持ちかけられた。手助けになるほどの量を消費はしないが、知り合いの持ちかけを受け入れた。1回に5㌔ほどの購入だが精米して家まで届く。米はこの地域で美味いと評判の地域米でスーパーで購入しているときと同じ。
スーパーでの購入を見ながら「高い」とつぶやく人は多い。それを聞くと我が家の購入価格は半値に近い、エンゲル係数を引き上げるほど消費者物価、特に食品の値上げが大きい中で申し訳ない気がする。しかし、その米農家さんの後継者がなく、高齢とそれに伴う体調を考え来季からの米作りを止める、と知らせがあった。こうした時期に申し訳ないともあったとそうだ。
高齢者の農家とは聞いていたので、こうした時が来るだろうと思ってはいた。米の状況が不安定な時期なので心配になるが、秋までは約束通り購入できるということなのでひとまずは安心。爾後のことはこれから考えるが、スーパーの米棚のお世話になるかもしれない。
(今日の575) 米農家後継なくて予約消え
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